こんにちは。やーみんです。
スマホで遊べるボードゲームアプリはたくさんありますが、日本語化されてないものも多く、遊べれるかわからないってこと多くないですか?そんな英語に少し不安がある方でも大丈夫な日本語化されてる、もしくは言語依存がなくてルールさえわかれば遊べるボードゲームアプリの中からおすすめのものを紹介します。
- Cat Lady – The Card Game
- Root
- Dune: Imperium
- ガイアプロジェクト
- Yomi
- Coffee Roaster
- Cartographers
- ウィングスパン
- 2人で仲良し人狼
- FILLIT
- Mancala – Online
- Bohnanza The Duel
- Carcassonne – Tiles & Tactics
- ミリオンダウト
- Rummikub
- ワードウルフ
- Hey, That’s My Fish!(それは俺の魚だ!)
- シェフィ
- Lost Cities
- 八分帝国
- Café International
- ポーション・エクスプロージョン
- Jaipur: the board game
- Patchwork
- Through the Ages
- Scythe: Digital Edition
- Small World
- Isle of Skye
- Istanbul: Digital Edition
Cat Lady – The Card Game
プレイ人数:1~4人
日本語対応:あり
ネット対戦:不可
ローカル対戦:可
App Store 400円
google play 380円
Steam 470円
日本では「とるネコ」という名前で発売されているボードゲームのデジタル版。
3×3に並んでいる猫、餌、おもちゃなどのカードの中から縦、横1列の3枚のカードを交互に取っていき、得点を競うセットコレクション系のカードゲームです。
猫は特定の組み合わせの餌を取って与えることで得点化することができ、それ以外にも違う種類のものを集めると得点が上がるおもちゃ、たくさん集めると高得点になるけど1枚だけだとマイナス点のまたたび、一番多く持っているプレイヤーに6点与えるけど一枚も持ってないとマイナス2点の衣装等の得点要素があります。
場に並ぶカードはランダムなので運の要素はありますが、他のプレイヤーが何を集めてるかなどをしっかり把握して取ってかないと勝つのは難しく、意外と考えどころはしっかりあります。
カジュアルに遊べるカードゲームとしてなかなか面白く、なにより猫がめちゃくちゃ可愛いのでおすすめです。
Root
プレイ人数:1~4人
日本語対応:あり
ネット対戦:可
ローカル対戦:可
App Store 1,500円
google play 1,040円
Steam 1,520円
かわいい動物たちが森での覇権を争う、陣取り戦略ゲーム。
基本的には陣取りをしながらより早く目標の勝利点に到達したら勝ちというよくある陣取りゲームですが、プレイヤーが操作する4つの派閥ごとに移動や戦闘のルール、勝利点を得る方法、ターン内に行えるアクションなどが全く異なるのが特徴です。
4つの派閥のルールをすべて把握しないと他のプレイヤ―が何をやっているのかほとんどわからないのでアナログ版はプレイヤー全員がルールを全部把握できれば独特な戦略が楽しめる傑作だけどそのルールを把握する部分の敷居が高すぎるゲームとして有名。
デジタル版は各派閥ごとに順を追って説明してくれるチュートリアルがあり、導入部の敷居の高さの軽減にかなり成功しています。
一人プレイ用のモードもかなり充実していて、1人プレイでしっかりルールや戦略を把握してマルチに挑戦することができます。
初めてRootを遊ぶ方はもちろん、アナログ版のRootで敷居につまづいてしまったという方にもおすすめです。
Dune: Imperium
プレイ人数:1~4人
日本語対応:あり
ネット対戦:可
ローカル対戦:不可
App Store 1,500円
google play 1,650円
Steam 2,576円
SFの古典的名作であり2021年には映画化もされたSF小説「デューン 砂の惑星」をモチーフにしたボードゲーム「デューン 砂の惑星:インペリウム」のデジタル版。
様々なアクションが書かれているマスにコマ(ワーカー)を配置してアクションを行う「ワーカープレースメント」にデッキ構築の要素を加えたゲームです。
ワーカーを置く際に手札からカード使用しなければいけず、その使ったカードに書かれているアイコンと同じアイコンのアクションスペースにしかワーカーを配置できないという制限がかかっているのが最大の特徴。アイコンが一致するカードがなければ、使いたいアクションができなくなるのでデッキ内のカードのバランスが非常に重要です。
さらにカードは使わずにラウンドの最後まで持っていると公開することになるのですが、使った時と公開した時にそれぞれ全く違う効果が発動します。
配置できるスペースの選択、使用時・公開時の効果と1枚のカードで出来ることが多いので入手するカードの取捨選択が大変シビアで悩ましく、デッキの構築が非常に楽しいです。
マルチプレイがメインのゲームではありますが、ソロプレイもかなり充実しています。通常のAI戦だけでなく強力なオートマと戦うこともでき、特殊ルールで遊べる「チャレンジ」、3日毎に更新される特殊ルール・得点条件で得点を競い合う「前哨戦」もあります。
ガイアプロジェクト
プレイ人数:1~4人
日本語対応:あり
ローカルマルチ:可
オンラインマルチ:可
App Store 1,220円
google play 1,180円
Steam 2,570円
ファンタジー世界で覇権を競い合う傑作戦略ゲーム「テラミスティカ」の派生作品「ガイアプロジェクト」のデジタル版。舞台はファンタジー世界から宇宙に移ってSFテイストになっています。
初期資源や特殊能力が違う14種族から一つを選び、惑星をテラフォーミングして、その星に鉱山や研究所などの施設を作り、施設から得られる資源を使ってさらに他の惑星を改良して、という感じで進行するゲームです。種族間の戦闘などはなく、開発競争をする感じです。
やれることが非常に多く、ルールをちゃんと把握しても最初は何をしたらいいのか全くわからない取っ付きが悪いゲームですがわかるととにかく面白いです。
マップ構成、ラウンド毎・ゲーム終了時の得点条件などがランダムに構成されるようになっており、それに合わせて種族を選択しなければいけず、しかも種族ごとに基本戦略がかなり違うと、多様性が非常に高く、リプレイ性は抜群でめちゃくちゃに奥が深いです。一生遊べるボードゲームの代表格だと思います。
Steam版もありますが購入するならスマホのアプリ版のほうがおすすめです。Steam版は重要なところの文字が小さすぎて見えづらい、一画面モードのマップが小さすぎるなどの弱点がありますがスマホ版ではこれらの弱点がほぼ改善されています。若干、慣れるまではどこにどの情報があるのか把握しにくい感じはありますが、慣れれば非常にスピーディーにゲームをすることができます。
日本語対応していてチュートリアルもありますが、ルール説明がすごくわかりづらくこれだけでルールを把握するのは無理だと思います。
アナログ版のルール説明ですが、下記サイトの説明がわかりやすかったのでおすすめです。
Yomi
プレイ人数:1~2人
日本語対応:あり
ローカルマルチ:不可
オンラインマルチ:可
対戦格闘ゲームの読みあいの部分を抜き出して作られた対戦カードゲーム。
格ゲーの打撃・防御・投げの3すくみ、ガード削りに技の発生速度、コンボ、必殺技に超必などの要素をしっかりカードゲームに取り込んでおり、アクションの腕の良し悪しに縛られずに、読みあいを楽しめます。
キャラクターの個性もしっかりしており、それぞれ固有の特殊能力を持っているほか、デッキ内の打撃・防御・投げのカードの枚数・強さなども違います。個性は強いですが極端に強いキャラクターはおらずゲームバランスは非常に良好です。
プレイすればするほどキャラクターの強みや弱み、キャラクター間の相性、基本的な戦略などが見えてきてより深い読みあいができる、元になった対戦格闘ゲーム並みに奥の深いゲームです。
ゲーム性は非常に良いですが、マルチが過疎化していて野良ではほぼマッチングしないのが弱点。AI戦でも楽しめないわけではないですが、読みあいが面白いゲームなのでやはり対人戦が楽しいです。一緒にプレイしてくれる人を確保してから購入するのがおすすめです。
Coffee Roaster
プレイ人数:1~5人
日本語対応:なし
App Store 490円
google play 480円
コーヒー豆を焙煎して美味しいコーヒーを作ることを目指すソロプレイ専用ボードゲーム『コーヒーロースター』のデジタル版。
ゲームのシステムはバッグの中にチップを入れて、そのチップをほかのチップに入れ替えたりとりのぞいたりしてバックの中を整えていく「バックビルディング」です。
ゲームを開始すると焙煎する豆の情報が記された「ビーンズシート」が公開されます。ビーンズシートには最初にバッグに入れるチップの種類と枚数、各ラウンドにバッグから引くチップの枚数、最終的に目指す焙煎度などの情報が載っています。
ゲームは「焙煎フェイズ」と「カップテストフェイズ」に分かれています。
焙煎フェイズではラウンド毎にバッグから既定の枚数のチップを引き、それらのチップの焙煎度(0~4の数字が書かれたチップがあり、その数字が焙煎度を表します)を上げたり、フレイバーチップという特殊な効果を持つチップを使って、焦げた豆を取り除いたり、袋からさらに豆を引いたりします。
焙煎フェイズは各ラウンドの終了時にやめることができます。焙煎フェイズを終えたら、「カップテストフェイズ」に入ります。
カップテストフェイズではバッグから1枚ずつチップを引き、カップボードに置いていきます。カップボードにチップを10個置いたらゲーム終了です。 カップボードに置かれたチップの焙煎度の合計、フレーバーチップの枚数をビーンズシートに書かれた情報と照らし合わせて得点計算します。
特殊効果を使ったりしながらできるだけいい結果になるようにバッグの中身を調整するゲームです。最終的な点数はバックから引いたチップで決まるので引き運の要素は強いですが、その運に負けないようにバックの中身を構成するのが腕の見せ所です。何度も遊んで経験を積むと明らかに高得点になることが多くなっていくので、「次こそは!」となってついつい何度も遊んでしまう名作一人用ゲームです。
日本語対応していないゲームですが、言語依存は少なくルールや特殊効果の内容を把握しておけば問題なく遊ぶことができます。下記のページにルールと特殊効果がまとめられています。
Cartographers
プレイ人数:1人
日本語対応:なし
App Store 490円
google play 480円
ファンタジー世界の地図を描く紙ペンゲーム「カートグラファー」を1人プレイ専用にしたデジタル版。カードで指定された地形をマップに書き込んでいき、書き込んだ地形によって得られる得点を競うゲームです。
プレイヤーは探索カードの山からめくられたカードによって指定された1~5マスの地形(森・川・村・農場・モンスター)をマップに書き込んでいきます。ゲームは春夏秋冬の4ラウンドに分かれており、各ラウンドの終わりに得点計算を行います。
得点の計算方法はゲーム開始時に16枚の中からランダムで選ぶ、4枚の得点カードで決まります。得点カードには「連続して連なっている、村の塊の中で最も大きなもの1つの1マスにつき1点」「森林マスのある行および列ごとに1点」など様々な得点条件が書かれています。4枚の得点カードをそれぞれABCDの4つのアルファベットに当てはめ、各ラウンド毎に2つの得点カードの条件から得点を得られます(春はAB、夏はBC、秋はCD、冬はADのカード)。
探索カードの山からモンスターが出てきた時は一定のルールに従い自動でモンスターのマークがマップに書き込まれます。モンスターのマスに隣接する空きマスは毎ラウンドごとにマイナス1点をもたらします。
ボードゲーム版は対戦もできるゲームですが、アプリ版はソロプレイのみできるようになっています。得点カード次第で目指す方向性がガラッと変わるのでリプレイ性が非常に高いです。世界ランキングに対応しているのでハイスコアを目指してついつい夢中で何度も遊んでしまいます。
日本語対応していませんが、基本のルールと得点カードの文面が解かれば遊ぶことが可能です。下記のページに英語版の説明書の日本語訳があります。
ボードゲーム版なら1~100人までプレイ可能です。対戦ではモンスターのカードが出た時に他のプレイヤ―のマップにモンスターのマスを書き込むようになります
ウィングスパン
プレイ人数:1~5人
日本語対応:あり
ネット対戦:可
ローカル対戦:可
App Store 1,220円
google play 1,220円
Steam 2,050円
Switch 2,050円
2019年ドイツ年間ゲーム大賞のエキスパートゲーム賞を受賞したボードゲーム「ウイングスパン」のデジタル版。
それぞれ固有の能力を持つ森林、草原、湿地の3つの土地に様々な能力を持ったカードで表されている鳥を呼び寄せ、土地の能力と鳥の能力で、鳥を呼び寄せるのに必要な餌や卵を生産し、さらに鳥を増やすという、能力の組み合わせを考えるのが楽しいゲームです。
カードはすべて違う鳥になっており、同じカードは1枚もありません。そのため、自分が狙ってる戦略が必ずできるとは限らず、入手できるカードだけでどうするかを考えないといけないため、運要素はそれなりに強いですが、その分、繰り返しプレイしても同じ状況になりにくくなっており、リプレイ性はかなり高いです。
ゲーム性が良いだけでなく、アートワーク、サウンドもゲームの雰囲気にあっていて非常に良いです。UIは最初は少し戸惑うかもしれませんが、慣れればかなり操作しやすいつくりになっています。
ボードゲーム版もおすすめです。餌箱型のダイスタワー、カラフルな卵型のトークンなどコンポーネントがかなり凝っていて、見ているだけで満足感があります。
2人で仲良し人狼
プレイ人数:2人
日本語対応:あり
ネット対戦:不可
ローカル対戦:可
App Store 無料
たくさん人がいないと遊べない人狼ゲームをたった2人で遊べるゲーム。
「2人で人狼なんて面白いの?」と思われるかもしれませんが、これが結構しっかりジレンマあり、駆け引きありで楽しめる作りになっています。
普通の人狼は、吊るしたり殺したりとダークな雰囲気のゲームですが、こちらは絵柄もゆるくて、設定も可愛く、ほんかわした雰囲気で楽しめます。カップルや親子で遊ぶのがおすすめです。
基本の役職のみなら無料で遊ぶことができ、追加で特殊な役職を1つ当たり120円で購入できるようになっています。
FILLIT
プレイ人数:1~2人
日本語対応:あり
ネット対戦:可
ローカル対戦:可
App Store 無料(広告付き)
google play 無料(広告付き)
2019年のゲームマーケット大賞で優秀賞を受賞した『FILLIT』のデジタル版。自分のコマが通過したマスに自分の色のチップを置いていき、全てのチップを使い切ったプレイヤーが勝者となるボードゲームです。
手番毎にプレイヤーはコマの移動とストーンの移動を行います。
コマの移動では他のプレイヤ―のコマ、中央の空白マス、ストーンにぶつかるまで1直線に移動し、移動したルート上に自分のチップを置いていきます。このとき、他のプレイヤーのチップがあるマスを通過した場合、そのプレイヤーに置いてあるチップを返し、自分のチップを置けます。
ストーンの移動では盤面にある自分の色のストーン1つを隣接する1マスのいずれかのマスに移動させます。このとき移動先のマスにコマ、チップ、ストーンがあった場合、移動先のマスにあったものと位置を入れ替えます。
シンプルですか、どのルートを通るのか、ストーンで妨害するのか、それとも自分のルートを開けるのに使うのかなど数手先を読んで手を考えないといけない高い戦略性を持っています。アブストラクトの面白さが詰まった傑作ボードゲームです。
1プレイ毎に広告が出るものの5秒程度でスキップできるのであまり気にはなりません。
月額100~500円の定期購入で広告の解除、再生可能棋譜履歴数の増加、ボード・コマ・背景のスキン数の増加などができますが、定期購入の販売は2021年11月4日に終了するようです。
Mancala – Online
プレイ人数:1~2人
日本語対応:なし
ネット対戦:可
ローカル対戦:不可
App Store 無料(広告付き)
google play 無料(広告付き)
紀元前のアフリカに起源を持ち、世界最古のボードゲームの1つと言われている「マンカラ」の最も有名なルール「カラハ」で遊べるアプリ。
種まきがモチーフになっていると言われるゲームで、ゲーム性はシンプルですが、戦略性は高く大変面白いゲームです。
「カラハ」を遊べるアプリは大量にあるのですが、自分が遊んだ中では無料でCMが短く、CPU対戦ができAIがそこそこ強く、オンライン対戦もできるこのアプリが一番遊びやすかったです。
ルールについては下記のページの説明がわかりやすいです。
Bohnanza The Duel
プレイ人数:1~2人
ネット対戦:可
ローカル対戦:可
日本語対応:あり
App Store 370円
google play 350円
Steam 410円
豆を売ってお金を稼ぐ、傑作交渉ゲーム『ボーナンザ』の2人専用版のデジタル版。
自分の手札と手番毎に3枚公開される6~20までの偶数の数字を持つ豆カードを3つの豆畑に数字が昇順になるように植えていき、ある程度豆畑の枚数が増えたら売却してお金に換える、を繰り返してお金を稼ぐゲームです。
毎手番毎に手札から豆を植えた後に相手に豆カードをあげるか、相手から豆カードを受け取ることができる「プレゼントフェイズ」があります。「プレゼントフェイズ」をうまく使い、不要な豆を相手に押し付けたり、必要な豆を相手から奪ったりするのが勝利のカギです。
アプリの出来は正直あまりよくなく、カードの移動がスムーズでない、UIが微妙に見にくいなどの問題はありますが、それを補って余りあるくらい抜群に面白いゲームです。
日本語対応していますがチュートリアルが非常にわかりにくいです。下記のサイトで詳しくルール説明されているので確認して遊ぶのがおすすめです。
Carcassonne – Tiles & Tactics
プレイ人数:1~4人
ネット対戦:可
ローカル対戦:可
日本語対応:なし
App Store 610円
google play 640円
Steam 1,010円
一番好きなボードゲームとして挙げる人も多い、タイル配置ゲーム「カルカソンヌ」のデジタル版。囲碁に近いとも言われる奥深いゲーム性を手軽に楽しめます。
順番に配られる地形タイルをすでに置かれているタイルと繋がるように配置し、配置したタイルの中に描かれている道、城壁の中、草原、修道院に自分のコマを置き、コマ置いている地形を完成させることによって得られる点数を競います。
日本語非対応ですが、言語依存は全くないゲームなので、ルールを把握していれば遊ぶことが出来ます。
ルールについては下記サイトの説明が大変わかりやすいです。
ボードゲーム版もおすすめです。
ミリオンダウト
プレイ人数:1~2人
ネット対戦:可
ローカル対戦:不可
日本語対応:あり
App Store 無料(ゲーム内課金あり)
google play 無料(ゲーム内課金あり)
大富豪とダウトを合わせたゲーム。
基本は手札が7枚、革命、8切り、11バック、スート縛り有の2人用大富豪なんですが、カードを裏向きに出すことができ、裏向きのカードについては正しいカードを出さなくても良いです。裏向きのカードについてダウトを宣言することができ、ダウトされたプレイヤーが嘘のカードを出していたら、そのプレイヤーに場に出ているカードから任意の枚数を渡し、嘘をついていなかったらダウト宣言したプレイヤーが場に出ているカードから任意の枚数を受け取ります。
相手の手札が11枚以上になるか、自分の手札が無くなったら勝ちです。
シンプルですが非常に奥の深いゲームで、大富豪はもちろん、麻雀やポーカーが好きな人にもおすすめのゲームです。
Rummikub
プレイ人数:1~4人
ネット対戦:可
ローカル対戦:不可
日本語対応:なし
App Store 無料(広告付き)/860円(広告なし)
google play 無料(広告付き)/780円(広告なし)
1930年代にイスラエルで作られた、数字の書かれたタイルを場に出していき、早く手持ちのタイルを無くすことを目指すゲームです。
タイルには青・赤・黄・黒の4つの色があり、それぞれ1~13の数が書かれています。手番が来たプレイヤーは「手牌からタイルを組み合わせて場に出す」か「山からタイルを1枚引く」のどちらかができます。
タイルは「同じ色で数字の連続したタイル3枚以上」か「異なる色で同一の数字のタイル3枚」のどちらかの組み合わせでしか場に出せません。場に出す最初の1回だけは手持ちのタイルだけの組み合わせで数字の合計が30以上であるように出さなければいけませんが、それ以降はすでに場に出ているタイルに付け足したり、組み替えて他の組み合わせにして場に出すことができます。
手番に制限時間があり、制限時間内に場に出ているすべてのタイルが正しい組み合わせになってない場合、手番開始前の状態に戻さないといけないのですが、アプリ版だと元に直す作業が自動で行われるので非常に楽です。
脳が沸騰するのではないかというくらい、ものすごく頭を使うゲームです。うまく自分が考えた通りにタイルが並べられた時は大変爽快です。
日本語に対応していませんが、言語依存は全くなくルールを把握しておけば問題なく遊べます。
Wikipediaのルール説明が非常にわかりやすいので、事前に読んでおくことをおすすめします。
ワードウルフ
プレイ人数:決定版3~30人 オンライン版3~20人
ネット対戦:可(ワードウルフオンラインのみ)
ローカル対戦:可(ワードウルフ決定版のみ)
日本語対応:あり
App Store 決定版/オンライン
google play 決定版/オンライン
(料金は全部無料です)
アプリから与えられたお題についてみんなで話し合い、「みんなとは違うお題を与えられた少数派の人(ウルフ)」を探すゲーム。数分間話し合って、その後に誰がウルフか投票をします。ウルフは自分が当てられなければ勝ち、他の人はウルフを当てれたら勝ちです。
オンライン機能があり、「20の扉」「全知全能」も遊べる「ワードウルフオンライン」とオンライン機能はないけどスマホ一台で遊べる「ワードウルフ決定版」の2種類あります。
無料で簡単にできて盛り上がるすごく良いゲームです。
Hey, That’s My Fish!(それは俺の魚だ!)
プレイ人数:1~4人
ネット対戦:不可
ローカル対戦:可
日本語対応:なし
App Store 120円
google play 110円
「それは俺の魚だ!」というボードゲームのデジタル版です。ペンギンたちが氷上で魚を取り合う陣取りゲームです。
ゲームが始まったらプレイヤーは自分のペンギンの初期配置を行います。順番に魚が1匹描かれた氷のマスの上に順番にペンギンコマを置いたら準備完了です。
その後は手番が来るたびにペンギンをそのペンギンが乗っているマスから一直線上にある任意のマスに移動させます。ただし、この時、他のペンギンや穴が空いているマスを飛び越えることは出来ません。ペンギンが移動したら、移動前にいたマスは海に沈んでしまいます。沈んだマスにいた魚(マスには1~3匹魚がいます)をプレイヤーは獲得します。
これを繰り返し、全プレイヤーのペンギンが動かせなくなったらゲーム終了です。魚を一番多く獲得したプレイヤーの勝ちです。
シンプルですがかなり頭を使うゲームです。魚が3匹いるマスをたくさん取ってるので勝ってると思ってたら、いつの間にか狭い小島に隔離されていてほとんど魚が取れなくなったりします。
ボードゲーム版だとマスを並べるのが結構大変なゲームですが、アプリ版では並べなくてもいいのが大変楽で良いです。
シェフィ
プレイ人数:1人
日本語対応:あり
App Store 無料(ゲーム内課金あり)
Switch 509円
Steam 500円
羊を増やして繁栄させるのが目的の1人専用カードゲーム。
山札が3巡する間にカードを使って1匹のひつじを1000匹の群れにすることを目指します。山札が3巡したときに1000匹になっていないか、場のひつじが全滅したら負けです。
ひつじの数を表すひつじカードは、1・3・10・30・100・300・1000の7種類があり、合計7枚まで場に出すことが出来ます。最初は1匹しかいない羊をカードを使ってコピーしたり、小さな群れをまとめて大きな群れにしたりして増やしていくのですが、山札にはひつじの数を増やすカードだけでなく、減らすカードも入っており一筋縄ではいきません。
慣れてくると普通に1000匹まで増やすのは簡単にできるようになりますが、『ポストラヴズ』というストーリーモードでは特殊な条件が加わってかなり難しくなっています。
運の要素も大きいゲームですがソリティアとして良くできていておすすめできる作品です。
Lost Cities
プレイ人数:1~2人
日本語対応:なし
ネット対戦:可
ローカル対戦:不可
App Store 370円
『ロストシティ』は、遺跡探検がモチーフの2人用ゲームです。探検家として冒険し、勝利点 をより多く集めるのが目的です。
ゲームで使うのは5色で2~10の数字が書かれているものが1枚ずつある「探検カード」と数字が書かれてなくて「探検カード」と同じ色で各色3枚ずつある「賭けカード」です。
プレイヤーは手番が来たら手札からカード1枚を選び、各色毎に分かれた列に置くか、各色毎に分かれた捨て札置き場に置きます。その後、山札もしくは任意の色の捨て札置き場の一番上に重ねられているカードを手札に加えます。
探検カードを列に置くときは数字が昇順になるように出します。数字を飛ばしてもかまいませんが、すでに置かれている数字よりも小さい数字のカードは置けません。
賭けカードはまだ探検カードを出してない列にしか出すことができません。
山札が無くなったらラウンド終了となり、得点計算を行います。得点計算は各列ごとに「(数字の合計 − 20) ✕ (賭けカード枚数 + 1)」となり、それにボーナスとして「(賭けカードと探検カードの枚数が合わせて8枚以上の列)✕20」が加わります。
1枚でもカードを出すと点数がマイナス20点されてしまうので、カードが集まるまでは列に出したくないですが、捨て札置き場に相手が得しそうなカードも出したくありません。自分の手札や相手のカードの出し方から相手の手札の傾向、山札に残ってるカードを読み、その時々で最適なカードの出し方を考えないといけません。
ルールも見た目もシンプルですが戦略性は非常に高く、やめどきがわからなくなるほど面白い傑作ボードゲームです。
八分帝国
プレイ人数:1~5人
日本語対応:あり
ネット対戦:可
ローカル対戦:可
App Store 610円
google play 600円
Steam 620円
全プレイヤー共通のカードの中から6枚のカードを選んで、部隊を移動させたり、補充したりして土地を支配し、勝利点を競うゲーム。
カードはアクションを決定するとともにアイテムを与えてくれて、このアイテムを集めても得点が入ります。
シンプルな割にしっかりと戦略があり、お気軽に戦略ゲームを遊びたい時に最適のゲームです。早い時には題名の通り、本当に8分で終わります。
しっかり日本語化されており、チュートリアルもあります。ただ、チュートリアルをしていると落ちることがあるのでゲーム内マニュアルを読んだ方が良いです。
Café International
プレイ人数:1~4人
日本語対応:あり
ネット対戦:可
ローカル対戦:可
App Store 500円
google play 420円
Steam 1,010円
1989年のドイツ年間ゲーム大賞受賞している古典的名作ボードゲームのデジタル版。
各国から来たゲストをカフェの席に案内するゲームです。1テーブル4席でテーブルには国旗が描かれていて国籍ごとに座れる席が決まっています。複数の国旗に囲まれている席はそれらのどの国籍の人でも座れます。国籍に加えてテーブルに案内するときのルールはもう1つあり、男性と女性ができる限り同じ人数ずつになるようにしなければなりません。
ゲストを席に着かせるとそのテーブルに着いてる人数分の点数が入り、1つのテーブルに同じ国籍のゲストだけが座っている場合、点数が2倍になります。
気軽に、そこそこ頭を使って楽しめる王道のパーティーゲームといった感じの作品です。デジタル版は実はボードゲーム版と少しルールが違うんですが、日本語化されており丁寧なチュートリアルがついているので問題なく遊べます。
ポーション・エクスプロージョン
プレイ人数:1~4人
日本語対応:あり
ネット対戦:可
ローカル対戦:可
App Store 490円
google play 410円
Steam 720円
「排出機」という装置から赤、青、黄、黒色の「材料玉」を取得してポーションを作る落ちものパズルに近いシステムのボードゲーム。
プレイヤーの目的は材料玉を獲得し、ポーションを作ることです、ポーションを完成させると得点が入り、ゲーム終了時に一番得点が多いプレイヤーが勝ちとなります。
プレイヤーは手番が来たら、「排出機」から「材料玉」を1つ選択し獲得します。選んだ材料玉が取り除かれると、その上にある材料玉が落ちてきます。そして、同じ種類の材料玉がぶつかると爆発が起き、爆発した材料玉を追加で獲得することができます。
獲得した材料玉はポーションを作るのに使えます。完成したポーションは手番に使用することができ、種類によってさまざまな効果が発動します。
いかに爆発させてより多くの材料を取るか、どのポーションを作るのかどのタイミングでポーションを作るのかなど考えどころが多い作品です。
Jaipur: the board game
プレイ人数:1~2人
日本語対応:なし
ネット対戦:可
ローカル対戦:可
App Store 490円
google play 440円
商品交易がテーマの2人専用カードゲームです。プレイヤーは対戦相手より裕福になり、マハラジャ専属の商人になることを目指します。
プレイヤーは市場で様々な品物を物々交換で入手し、それを売却することでお金を稼ぎます。
商品を売却することで得られる報酬は早く売った方が高いですが、まとめてたくさん売却するとボーナスが得られるようになっています。
駆け引きが重要な絶妙なゲームバランスの傑作2人用ボードゲームです。
日本語対応していませんが、言語依存がないゲームなのでルールを把握しとけば遊べます。
以前にボードゲーム版の紹介記事を書いています。ルールの詳細も書いているのでこちらでご確認ください。
Patchwork
プレイ人数:1~2人
日本語対応:あり
ネット対戦:可
ローカル対戦:可
App Store 490円
google play 440円
Steam 720円
「アグリゴラ」の作者、ウヴェ・ローゼンベルク作の傑作2人専用ボードゲーム、「パッチワーク」のデジタル版です。
様々な形をしたパッチタイルを自分のボード上に置いていき、パッチワークを作ります。自分のボード上にあるキルトタイルから得られるボタンの数から自分のボード上の空きマス1つにつき2点を引いた点数が最終的な得点になります。
見た目の可愛さからは想像できないくらい、奥の深いシビアなゲーム性の硬派なゲームです。AIもかなり強いのでやり応えがあります。
ボードゲーム版の紹介を以前に書いているので、興味がある方、詳しいルールを知りたい方は下のリンクからどうぞ。
Through the Ages
プレイ人数:1~4人
日本語対応:あり
ネット対戦:可
ローカル対戦:可
App Store 1,220円
google play 1,020円
Steam 1,640円
世界最大のボードゲームサイトBGGのランキングで現在9位に入っているボードゲームのデジタル版。
古代から現代までの4つの時代を通して自らの文明を発達させていく壮大なゲームです。
様々な施設、指導者、歴史的遺産、兵器、戦術などがカードで表されていて、それらを使って文明を発達させていきます。カードを場に出すためのコストとして使える資源は、施設に労働者を送って獲得します。ゲームが進むと戦争が強い文明、科学力の発展した文明、文化や芸術に優れた文明など様々な様相を呈していきます。
ボードゲーム版はものすごく面白いけど、1プレイが4~8時間かかると言われる超重量級のゲームですが、アプリ版はCPU戦なら1時間、対人戦でも2時間ほどで終わるのでサクッと遊べます。
公式には日本語化されていませんがゲーム内で有志の日本語訳をダウンロードできるようになっています。複雑なルールのゲームですがチュートリアルが大変丁寧でしっかり学ぶことができます。
じっくり考えて遊ぶ奥の深いゲームを探している方におすすめです。
Scythe: Digital Edition
プレイ人数:1~5人
日本語対応:あり
ネット対戦:可
ローカル対戦:可
App Store 1,100円
google play 980円
Steam 2,050円
「ファクトリー」と呼ばれる大都市国家により重装甲兵器《メック》が供給されている第一次世界大戦後のヨーロッパを舞台に5つの勢力いずれかの英雄となり、領土の拡大、資源獲得などを通して最も影響力のある勢力になることを目指すゲームです。
各勢力はそれぞれ固有の能力を持ち、それを活かしながら拡大や侵略を行っていきます。
いわゆる4Xストラテジー系のボードゲームですが、戦闘があまり重視されていないというか、しなくても勝てることが多いのが特徴です。
ルールはそれなり以上に複雑で取っつきにくさはありますが、理解できると非常に面白いゲームです。
アプリの出来が非常に良く、UIは使いやすく、見やすく、音楽は雰囲気が良くて、滑らかに動き、操作性も良いです。ボードゲーム版は1プレイ2時間ぐらいかかるゲームですが早ければ45分くらいで終わらせれるのも大変良いです。
ボードゲーム版は造形の細かいキャラクターやメックコマがたくさんあり持っているだけで満足感があります。こちらもおすすめです。
Small World
プレイ人数:1~5人
日本語対応:あり
ネット対戦:可
ローカル対戦:可
App Store 610円
google play 640円
Steam 980円
ファンタジー世界で様々な種族の能力を使って領土を獲得していく、陣取りボードゲーム。ゲームが終了したときに、征服した土地から得られるコインの枚数が一番多いプレイヤーが勝者となります。
種族トークンを使って土地を攻め、勝つことができたらその土地を征服することができます。征服した土地からは毎ターンコインを入手できますが、種族トークンは最低1枚土地に置いておかないと、コインを入手できません。種族トークンは枚数が決まっているため、領土が広がってくると枚数が足りなくなってきます。そういったときは部族を「衰退」させることができます。「衰退」させると、使っている種族の能力が使えなくなり、新たな種族を選択できるようになります。「衰退」した種族のトークンは土地に1つずつ残るので、他のプレイヤーに征服されない限り、その土地からコインを毎ターン入手できます。
複雑そうに見えるゲームですが、遊んでみると意外とシンプルで遊びやすいゲームです。その割に戦略性はしっかり高く、種族の能力を活かして戦う方法を考えるのが非常に楽しいです。
日本語付きでチュートリアルもしっかりしているので基本のルールの把握は問題なく出来ると思いますが、種族の能力の説明などに誤訳が多いです。ボードゲーム版のWikiに特殊能力などの説明あるので何かおかしいと思ったらそちらで確認することをおすすめします。
スモールワールド(ボードゲーム)@wiki 〜チラシ裏の落書き〜
Isle of Skye
プレイ人数:1~5人
日本語対応:あり
ネット対戦:可
ローカル対戦:可
App Store 490円
google play 440円
Steam 720円
2016年のドイツ年間エキスパートゲーム大賞を受賞した「アイル・オブ・スカイ」のデジタル版。
タイルを配置して部族の領土を広げていくゲームです。最初から配置されている城に繋がれている道路にウィスキーバレルが置かれているとお金を獲得でき、そのお金を使ってラウンド毎に入手できるタイルの売買を行います。入手したタイルを全部置くとラウンド終了となり勝利点が計算されます。勝利点
得られる条件はプレイ毎に変わる仕組みになっています。
日本語対応ですが、理解できないほどではないものの翻訳の質があまりよくありません。チュートリアルを見てプレイの仕方がよくわからなかった方は下記のページのルール説明がわかりやすいので参考にしてみてください。
Istanbul: Digital Edition
プレイ人数:1~5人
日本語対応:あり
ネット対戦:可
ローカル対戦:可
App Store 860円
google play 820円
Steam 1,220円
2014年のドイツ年間エキスパートゲーム大賞を受賞した「イスタンブール」のデジタル版。イスタンブールのバザーの商人となって、商品等の交換をし、5つのルビーを獲得するのが目的のゲームです。
プレイヤーはバザーにある16 の場所を移動し、その場所特有のアクションを実行していきます。アクションを実行するためには4人いる助手の助手をその場所に残していかなければいけません。そして助手を再使用するには、助手がいる場所に迎えに行くか、広場に行き、呼び集めるかしないといけません。
日本語訳は若干怪しいものの理解に困るほどではありません。少し地味ですがゲームバランスが良く、戦略の幅が広いスルメゲーです。
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