《ボドゲ紹介》見た目が可愛すぎる傑作2人用ゲーム『パッチワーク』

ボドゲ紹介
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こんにちは。やーみんです。

今回は傑作2人用ボードゲーム『パッチワーク』を紹介します。

可愛い見た目とシンプルでわかりやすいルールですが、見た目からは想像もできない奥の深さとシビアなゲーム性を持っている、万人におすすめしたいゲームです。

プレイ人数2人
プレイ時間15~30分
対象年齢8歳~
ジャンルアブストラクト、パズル
発売時期2014年
デザイナーウヴェ・ローゼンベルク
版元/販売元Lookout Games/ホビージャパン

『パッチワーク』の概要

『パッチワーク』は「アグリゴラ」の作者、ウヴェ・ローゼンベルクが作った9×9マスのゲームボード上に、より素晴らしいパッチワークキルトを作ることを競う2人用のゲームです。

プレイヤーは毎手番、円を描くように置かれたパッチタイルの中からポーンコマの置かれている所から時計回り方向で3枚先までのパッチタイル1枚を選んで獲得し、そこにコマを進めるか、時間マーカを相手の時間マーカ―の1マス先まで進めて、進めたマス数のボタンを獲得するかを選びます。

パッチタイルを獲得することを選んだ場合、コストとしてボタンを支払わないといけません。コストを払い、自分のキルトボードにタイルを置き、タイルに書かれている「時間」の値だけ時間マーカーを進めます。

各プレイヤーの時間マーカーがゴールにたどり着いたらゲーム終了となります。自分が持っているボタンの数からキルトボード上の空きマス1つにつき2点を引いた点数が得点になり、得点が多い方が勝者となります。

見た目は可愛いけど実は相手の手を先読みするのが重要な、シビアで頭を使うゲームです。

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『パッチワーク』の説明

内容物をみたい方はこちらをクリック

内容物

時間ボード(1枚)です。両面刷りで絵柄が違うだけなのでお好みの面を使ってください。

キルトボードです。黄色と緑が1枚ずつあります。

パッチタイル(33枚)です。

ボタンチップです。1ボタンが32枚、5ボタンが12枚、10ボタンが5枚、20ボタンが1枚あります。

左から時間マーカー(緑と黄色の2個)、ポーンコマ(1個)、特別タイル(1枚)、スペシャルパッチ(5枚)です。

ルールをみたい方はこちらをクリック

ルール

準備

・各プレイヤーはキルトボード1枚と、ボタンチップを5枚受け取ります。残りのボタンチップは1か所にまとめて置き、ストックにします。

・時間ボードをテーブル中央に置き、時間マーカーを時間ボードのスタートマスに重ねて置きます。キルトボードと同じ色の時間マーカーがそのプレイヤーのマーカになります。スタートプレイヤーのマーカーを上にして置きます。

・時計ボード上のスペシャルパッチの絵が描かれているところにスペシャルパッチを置きます。

・パッチタイルを時間ボードの周りに環状に並べます。

・ポーンコマをもっとも小さいパッチタイル(2マス分のもの)と、時計回りの次のタイルの間に置きます。

・特別タイルをわきに置いておきます。

ゲームの進行

ゲームは手番を行うことで進行します。手番を行うのは時間マーカーが後ろにいるプレイヤーです。そのため、場合によってはひとりのプレイヤーが連続で手番を行うこともあります。

上の画像の場合、緑の手番になります。緑が1~3マス進んだ場合、緑が続けて手番を行います(同じマス内に時間マーカーが2つともある場合、あとからそのマスに入った方が手番を行います。)

手番の進行

手番では次の2つのアクションのうち、いずれか一つを行います。

A.時間マーカを進めてボタンチップを獲得する。

自分の時間マーカーを相手の時間マーカーの1マス先まで進めます。進んだマス1つにつき、ボタンチップを1つ獲得します。

この場合ボタンチップを3枚獲得します。

B.パッチを獲得しキルトボードに置く

ポーンから時計回りの方向に3枚先までのパッチタイルの中から1枚を選びます。

赤枠の3枚のうち1枚を選びます。

選んだパッチタイルを取り、空いた場所にポーンを移動させます。

選んだパッチタイルの値札に示されたボタンの数だけボタンチップを支払います。

取ったパッチタイルを自分のキルトボードの空きマスに配置します。向きは自由で、裏返しても良いです。キルトボードからはみ出して置いたり、他のパッチタイルに重ねて配置することは出来ません。

最後に配置したパッチタイルの値札に示された砂時計の数だけ、時間マーカーを進めます。相手の時間マーカーの位置を超えてなければもう1手番行います。

コストが払えない、キルトボード上に必要な空きマスがないなど、Bのアクションができない状況の場合、Aのアクションを行います。
時間ボード上のマークについて

時間ボード上のマークの位置を時間マーカが通過すると、以下のことが起こります。

①スペシャルパッチ

時計ボード上のスペシャルパッチを通過したら、そこに置いてあるスペシャルチップを取り、すぐに自分のキルトボードに配置します。

②ボタンマーク

時計ボード上のボタンマークを通過したら、自分のキルトボード上にある、パッチタイルに描かれてるボタンの数の合計だけ、ボタンチップを受け取ります。

例えば下のキルトボードの状態でボタンマークを通過すると4ボタンを受け取ります。

特別タイル

自分のキルトボード上に、先に7×7のマスをタイルで埋めたプレイヤーは、特別タイルを受け取ります。特別タイルは得点計算時に7点になります。

7×7のマスを埋めて置けばはみ出しても大丈夫ですが、

穴が空いてるのはいけません。

ゲームの終了

両方の時間マーカがゴールマスにたどり着いたらゲーム終了です。ゴールマスを通過してします場合はゴールマスで停止してください。

得点計算

各プレイヤーは自分が持っているボタンチップを数え、特別タイルがあれば7点加えます。そこから、自分のキルトボード上の空いているのマス1つにつき2点引きます。点数が多い方が勝者となります。同点の場合、先にゴールしたプレイヤーの勝ちです。

『パッチワーク』のゲームレビュー

見た目は可愛く分かりやすいゲームだけど中身は硬派

このゲーム、何といっても見た目が可愛いです。ルールもシンプルでわかりやすく、誰にでも進めやすいゲームです。

見た目の可愛らしさに反して中身はとても硬派で、お互いに相手の手を読み合う、考えどころの多いゲームです。戦略性の高さは2人用ゲームの傑作『バトルライン』にも引けを取らず、ほぼ運の要素はないのでシビアさはこちらの方が上かもしれません。

きれいなパッチワークを作るだけで十分楽しいため導入はすごくしやすく、やり続けてると奥の深さがすごい、ボドゲ初心者にボードゲームの奥深さを知ってもらうのに最適なゲームです。

まとめ

可愛い見た目とシビアなゲーム性を持つ、奥の深いゲームです。ボードゲームが初めてという方と2人でゲームをするなら一番最初に出して良いゲームです。

見た目が冬仕様のかわいい新作も出ています。デザインが変更されてるだけでゲーム性は変わりません。付録にパッチタイル形のクッキー型が付いています。

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