プレイ時間60分~の重量級ボードゲーム おすすめ23選 (2024年4月1日改訂)

ボドゲ紹介
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こんにちは。やーみんです。

今回はガッツリ遊べるプレイ時間60分以上の重量級ボードゲームを紹介します。

2024年4月1日、「デューン 砂の惑星:インペリウム」の紹介を追加しました。


他のおすすめボードゲームまとめ記事はこちら。


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デッド・オブ・ウィンター

デッド・オブ・ウインター 完全日本語版

デッド・オブ・ウインター 完全日本語版

プレイ人数2~5人
プレイ時間60~180分
対象年齢13歳~
定価(税込)8,030円

ゾンビが徘徊する死の世界で唯一残った砦にこもった生存者たちが、砦を守りながらミッションを達成するサバイバル協力ゲーム。

プレイヤーに与えられるミッションは全員に公開されている「砦の使命」と各プレイヤーしか知らない「密命」があります。基本的に各プレイヤーは全員で協力し「砦の使命」の遂行を目指しつつ、自分の密命を達成することを目指しますが、プレイヤーの中には「砦の使命」を完遂させないことが目的の「裏切り者」がいることがあります。
プレイヤーたちは投票により怪しいと思った人物を砦から追放することができますが、「裏切り者」 以外のプレイヤーも自分の「密命」によっては全体の利益に反していると思われる行動をしなけばいけないことがあります。そのため怪しい人物がいても、裏切り者であるとは限りません。
あからさまに怪しい行動を取ったのに、どうしてもその行動が自分には必要だったんだと弁明する人が出たり、怪しいやつを追放したのにまだ妨害が続いたりといった、ドラマみたいな展開が発生するのがこのゲームの一番面白いところです。

こう書くと裏切り者がいないとつまらないのでは……と思う人もいるかもしれませんが、実はそんなことは全くありません。
このゲームではプレイヤー毎に特殊な能力を持ったキャラクター複数人を持つのですが、ゾンビを倒すのが得意だったり、砦の維持に必要な物資調達が得意だったりとキャラクター毎に得意不得意がはっきりしています。そのため自然と役割分担が生まれ、相談しながらゲームを進めることになります。つまり、普通に協力ゲームとして面白いです。

また、裏切り者がいない状態でもドラマチックな展開はしっかり発生するように作られています。例えば、砦以外の施設に移動するときやゾンビの撃退をする際には「感染判定ダイス」を振るのですが、出目によってはゾンビウィルスに感染して即死するうえに感染拡大する可能性まであったりとか、物資を探すときに「物音」を立てることによりさらにたくさんの物資の中から持ち帰るものを選択できるようになるけど、その「物音」でゾンビが集まってくるなどゾンビ映画とかで発生しそうなシチュエーションを再現する仕組みが色々とあります。

ゾンビのいる世界観とゲームのシステムがしっかり連動しているドラマチックな展開が売りの協力ゲームです。

スピリット・アイランド

スピリット・アイランド 日本語版/Engames/R. Eric Reuss

スピリット・アイランド 日本語版

プレイ人数1~4人
プレイ時間90~120分
対象年齢14歳~
定価(税込)9,900円

島に宿る精霊たちとなり、島の原住民と協力して押し寄せてくる侵略者たちを撃退するタワーディフェンス型協力ゲーム。BGGの総合ランキングで13位、ソロゲームランキングで1位の非常に評価が高いゲームです。

ゲームとしては、精霊の住処を増やすことで精霊の能力を強化し、能力カードや固有能力で侵略者を攻撃して、恐怖を与えて島から追い出すという内容になっています。侵略者
恐怖を与えるほど勝利条件が緩和されていくのですが、その勝利条件を満たす前に侵略者たちによって大地が荒廃されすぎるか、入植が終わってしまうか、精霊が消滅させられたら負けとなります。
侵略者たちは毎ターン土地で略奪を行い、町や都市を建設し、島の内部へ勢力を広げようとしてきます。この侵略のペースがかなり早くちょっと油断するとあっという間に島が荒廃してしまいます。

ゲームのシステム自体はやってみると意外とシンプルなんですが、非常に考えどころが多く難しいゲームでやりごたえ抜群です。

ソロプレイでも面白さは損なわれることはなく、慣れれば1時間程度でゲームを終わらせることが出来るのが非常に良いです。

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スモールワールドシリーズ

スモールワールド
スモールワールド:アンダーグラウンド

プレイ人数2~5人
プレイ時間40~80分
対象年齢8歳~
定価(税込)スモールワールド 7,700円
スモールワールド:アンダーグラウンド 7,260円
スモールワールド・オブ・ウォークラフト 7,260円

ファンタジー世界で様々な種族の能力を使って領土を獲得していく、陣取りボードゲームシリーズ。ゲームが終了したときに、征服した土地から得られるコインの枚数が一番多いプレイヤーが勝者となります。初代の「スモールワールド」とその拡張の他に、単独で遊ぶことができる「スモールワールド:アンダーグラウンド」「スモールワールド・オブ・ウォークラフト」があります。

種族トークンを使って土地を攻め、勝つことができたらその土地を征服することができます。征服した土地からは毎ターンコインを入手できますが、種族トークンは最低1枚土地に置いておかないと、コインを入手できません。種族トークンは枚数が決まっているため、領土が広がってくると枚数が足りなくなってきます。そういったときは部族を「衰退」させることができます。「衰退」させると、使っている種族の能力が使えなくなり、新たな種族を選択できるようになります。「衰退」した種族のトークンは土地に1つずつ残るので、他のプレイヤーに征服されない限り、その土地からコインを毎ターン入手できます。

複雑そうに見えるゲームですが、遊んでみると意外とシンプルで遊びやすいゲームです。その割に戦略性はしっかり高く、種族の能力を活かして戦う方法を考えるのが非常に楽しいです。

「スモールワールド」は初代の時点で基本のシステムが完成しており、どのシリーズ作品も楽しく遊べます。

ミレニアムブレード

ミレニアムブレード 完全日本語版

ミレニアムブレード 完全日本語版

プレイ人数2~5人
プレイ時間80~120分
対象年齢12歳~
定価(税込)11,000円

ゲーム内世界で大流行している「ミレニアムブレード」という架空のTCGの競技者になる「TCGシミュレーター」です。
ゲーム内のショップでカードパックやシングルカードを買い、いらないカードを売って資金を調達したり、他のプレイヤーとトレードしたりして、デッキを組み、大会に出て勝利を目指します

カードバトルの部分はマジック・ザ・ギャザリングや遊戯王のような殴り合って、相手のライフを無くしたら勝ちというものではなく、カードの効果を組み合わせて”RP”というポイントを稼ぐ、特殊効果ありのセットコレクションといった感じのつくりになっています。

大会の順位に応じて勝利点をもらうことができ、3回目の大会で終わった時点で、一番勝利点が多いプレイヤーがゲームの勝者になります。勝利点は、大会で勝つ以外にも特定の属性や種族を集めた「コレクションセット」を作ることでも獲得でき、TCGの勝敗を競う部分以外の面白さを表現できていると思います。

カードを手に入れて、みんなでトレードしてデッキを作り、対戦を楽しむというTCG体験が2時間で楽しめるゲームです。TCGが好きな人、特に子供の頃に、お金がない中でいろいろ工夫してデッキ組んで遊ぶのが好きだった人はハマりそうなボードゲームです。

サイズ 大鎌戦役

サイズ -大鎌戦役- 完全日本語版

サイズ 大鎌戦役 完全日本語版

プレイ人数1~5人
プレイ時間90~180分
対象年齢12歳~
定価(税込)11,500円

「ファクトリー」と呼ばれる大都市国家により重装甲兵器《メック》が供給されている第一次世界大戦後のヨーロッパを舞台に5つの勢力いずれかの英雄となり、領土の拡大、資源獲得などを通して最も影響力のある勢力になることを目指すゲームです。

各勢力はそれぞれ固有の能力を持ち、それを活かしながら拡大や侵略を行っていきます。
いわゆる4Xストラテジー系のボードゲームで複数の勝利目標を達成することでゲームが終了するのですが、戦闘要素はあるけど戦闘があまり重視されていないというか、しなくても勝てることが多いのが特徴です。

遊んでみると意外とプレイ感は軽いゲームですが、それでもボードゲーム初心者には厳しいゲームではあると思います。逆にある程度重いゲームに慣れている人には非常におすすめな作品です。

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ロビンソンクルーソー 呪われた島の冒険

ロビンソン・クルーソー 完全日本語版

ロビンソン・クルーソー 完全日本語版

プレイ人数1~4人
プレイ時間60~120分
対象年齢14歳~
定価(税込)8,500円

シナリオ形式の協力型サバイバルアドベンチャーボードゲーム
無人島に流れ着いた漂流者となり、島を探索し、食糧や素材を集め、シェルターや柵を作って自然の脅威から身を守ったりしながらシナリオ毎に違う目的の達成を目指します。

生き残るためのリソースが基本カツカツなので作業を分担して効率よく進めないとクリアできません。難易度は相当高いです。

シナリオによって目的はかなり違い、救難信号出せる状態にして助けを待つ、島の呪いを解く、キングコングを捕獲するなど、バラエティーに富んだシチュエーションで遊べます
シナリオは一度クリアしたら遊べないものではなく、島で起きるイベントがカードで管理されていて、展開が毎回変わるのでリプレイ性はかなり高いです。

プレイ人数に関わらず楽しめるゲームで1~2人プレイでは大変優秀なフライデーさんや可愛いけど頼もしい犬がプレイヤーを助けてくれます。

テラフォーミング・マーズ

テラフォーミング・マーズ

テラフォーミング・マーズ 完全日本語版

プレイ人数1~5人
プレイ時間120~180分
対象年齢12歳~
定価(税込)7,700円

世界最大のボードゲームサイト「BGG」の総合ランキングで5位の火星開拓ゲーム。火星を開拓する企業となりテラフォーミング(惑星の地球化)への貢献度を競います。

お金を払って実行できる標準プロジェクトと、ドラフトして購入するプロジェクトカードの効果を使って、テラフォーミングの進行度を示す指標となる温度・酸素・海洋の3つのパラメータの上昇、土地の緑地化などを行います。
3つのパラメータを最大まで上げるとゲーム終了になり、最終得点計算後の貢献度が1番高いプレイヤーが勝利となります。

200枚以上あるカードには同じカードが1枚もなく、カードの引き次第で毎回違う展開になるのでリプレイ性は抜群。カードや標準プロジェクトを組み合わせて、大量に得点を獲得できた時は最高に気持ち良いです。

やれることが多くて初めて遊ぶ人は何をやったらいいのか戸惑うことが多いゲームですが、その分戦略の幅は広く、やればやるほど面白くなる、奥の深いゲームです。

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イノベーション+イノベーション:エコーズ

イノベーション 日本語版
イノベーション: エコーズ

イノベーション 日本語版

イノベーション: エコーズ

プレイ人数2~5人
プレイ時間60~120分
対象年齢12歳~
定価(税込)イノベーション 3,630円
イノベーション:エコーズ 3,740円

文明の指導者となり技術革新を推し進め、その技術が持つ能力を使って勝利を目指す文明発展ハチャメチャカードゲームです。

ゲーム中で開発される様々な技術はカードで表されており、時代1~10の10個の時代に分かれています。時代が進むほど近代的な技術で強力な能力を持っています。

このゲームの特徴はとにかくカードの能力が強力で攻撃的なカードが多いことです。時代が進むとあり得ないくらいカードの性能がインフレしていき、ぶっ壊れ性能の能力が飛び交うようになります。特に時代8を超えると条件を満たした瞬間にゲームに勝利したり、場にあるカードの全てを捨て札にするなどのカードが乱舞します。

不思議なのはカードの効果はめちゃくちゃなのにちゃんとゲームバランスが取れていること。ゲームに慣れてくると、インフレを楽しめる非常に面白いゲームになります。

専門用語が多すぎてルール把握に時間がかかる、攻撃的な能力が多すぎて仲の良い人同士でないと遊びにくいなど弱点は多いゲームですが、ハマる人はとことんハマるゲームです。

本体の「イノベーション」のみだと60分程度で終わる中量級ゲームですが、拡張の「イノベーション:エコーズ」を加えると最低でも60分以上かかる重量級ゲームになります。
新たに「エコーカード」というカードが加わり、各時代のカードの枚数は倍になり、強力なカードがさらに増え、ゲームのカオス度がさらに増します。それでいて戦略の多様性はさらに上がり、ゲームバランスも拡張なしの時よりも良くなるのでおすすめです。

アンドールの伝説

アンドールの伝説 改訂版 完全日本語版

アンドールの伝説 改訂版 完全日本語版

プレイ人数1~4人
プレイ時間120~180分
対象年齢10歳~
定価(税込)6,160円

「アンドールの伝説」は勇者になり、怪物たちから「アンドール王国」を守る協力型ファンタジーRPGです。それぞれ目的などが違うシナリオに沿って進行するゲームで基本セットには5つのシナリオが付属しています。

RPG系のボードゲームはたくさんありますが、その中でも抜群に遊びやすいゲームです。ルールが比較的シンプルなのもありますがゲーム自体にチュートリアルが組み込まれていて、ガイド付きでプレイしながらルールを理解できるように作られているのも大きいです。

シンプルだから簡単なゲームなのかというとそんなことは全くなく、どのシナリオも絶妙なゲームバランスで、毎回ギリギリの戦いを味わえます。
シナリオの都合で複数に分かれて行動しないといけなくなることが多いのですが、基本的にモンスターと1対1で戦うとかなり高い確率で負けるバランスになっており、自然とみんなで相談し、効率よく動けるように調整するようになり、団結できるのも良いところです。

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マウンテンキング

マウンテンキング日本語版

プレイ人数2~5人
プレイ時間90分
対象年齢12歳~
定価(税込)7,260円

ノームによって滅ぼされ山の落盤によって埋もれてしまったトロールの王国を山を掘り進めて再建するボードゲーム。王国の再建に最も貢献し、得点を稼ぐのが目的です。

基本的にはマップ内にトンネルタイルを配置して、自分のトンネルのスタート地点である”門”からマップの中央に向けてルートを作っていくゲームです。
トンネルタイルを配置するには資源が必要で、その資源はトロールを雇うことで得ることができます。雇うトロールはカードで表されており、そのカードをピラミッド状に配置し、配置したトロールとそのピラミッドの下の位置にいるトロールの持つ資源を得られる仕組みになっています。
トロールを配置する位置によって得られる資源が変わるので、どこに配置するのかがかなり悩ましいです。

トンネルタイルを配置するとそのタイルのマス数と使った資源に応じた得点を得られるほか、タイルを置いた場所に資源や”彫像”があればそれも入手できます。

彫像は資源の一つである「台車」を使って移動させることができます。彫像はゲーム終了時に配置され得点になりますが、マップの中央部に近い位置に配置されているほど得点が高くなります。

得点は自分のトンネルに”大広間”を設置しても得ることができます。大広間はトンネルタイルで2×2、2×3、3×3などのを作ることで設置でき、大広間内に彫像を設置することでさらに高得点が得られます。大広間は設置する位置に関係なく得点が得られるのでマップ中央に彫像を運ばない戦略をすることもできます。

得点要素が明確でわかりやすく、いろいろな要素を持つ割には非常にルールが把握しやすいすごく遊びやすいゲームです。遊びやすくわかりやすいけど、限りある資源をいかに使って得点を稼ぐかという部分が非常に悩ましく、考えどころはしっかり難しいです。リソース管理が好きな人、パズル的なゲームが好きな人におすすめです。

電力会社 充電完了! 

電力会社 充電完了!

電力会社 充電完了! 完全日本語版

プレイ人数2~6人
プレイ時間120分
対象年齢12歳~
定価(税込)6,160円

競り、ルートビルディング、拡大再生産などの要素がきれいにまとまっている名作ボードゲーム「電力会社のアップグレード版。
発電所を建設し、送電網を作り、出来るだけ多くの都市に送電するのが目的のゲームです。

ゲームは毎ラウンド、①手番順を決める→②発電所を競りで購入する→③発電所で発電させるための資源を市場から購入する→④お金を払い都市に都市コマを配置する(送電先を増やす)→⑤資源を使って発電し、送電できた都市数に応じて収入を得るを繰り返して進行します。
手番順は配置している都市コマの数が多い順で決まります。最も多いプレイヤーが1番、少ないプレイヤーが最後に手番をすることになりますが、③と④を行うときは手番順が逆になります。都市コマを多く配置しないと収入は増えませんが、多く配置すると、市場で安い資源を買い占められたり、良い位置にある都市に都市コマを先に置かれたりすることになります。

誰かが規定の数の都市コマを配置したらゲーム終了です。ゲームに勝利するのは”出来るだけ多くの都市に送電したプレイヤー”なので、都市コマを多く配置していても発電所の発電量が少なかったり、資源が少なくて発電できなかったりすると負けることになります。

ゲームに明らかな妨害要素はないけど他のプレイヤーとの関わり合いはかなり強く、他のプレイヤーがどう動くかを考えるのがすごく重要です。相手の思考を読み、どうお金を使ったら一番利益が大きいかをしっかり考えないといけないです。

考えることが多いわりに1つ1つのアクションはシンプルで遊びやすいので、考えることに没頭できるのがすごく良いゲームです。

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イーオンズ・エンド

イーオンズ・エンド 完全日本語版

イーオンズ・エンド 完全日本語版

プレイ人数1~4人
プレイ時間60分
対象年齢14歳~
定価(税込)6,380円

魔術師になって超強力な能力を持つ敵と戦う協力型のデッキ構築ゲーム。

ターン制RPGの戦闘部分をデッキ構築型カードゲームにしたようなゲームで、デッキ構築型のゲームとしては捨て札を山札に戻すときにシャッフルしない(捨て札に捨てた順番でカードが引ける)というシステムが最大の特徴です。
引くカードをある程度コントールできるので、自分の狙った展開に持っていきやすくなっているのですが、それでもなかなか勝てないくらい敵が強くやりごたえ抜群です。

敵キャラクターは4種類いて、それぞれユニークな特殊能力や特殊ルールを持っており、どれも攻略の仕方が違います。さらにプレイヤー側の魔術師もそれぞれ能力の違う8人から選べ、ゲーム中に使うカードを購入するカードサプライも27種類あるカードの中から9種類を選ぶ形になっています。
戦略の幅は広く、リプレイ性は非常に高いです。

アグリコラ:リバイズドエディション

アグリコラ:リバイズドエディション

アグリコラ リバイズドエディション

プレイ人数1~4人
プレイ時間30~120分(プレイ人数×30分)
対象年齢12歳~
定価(税込)7,150円

日本で最も人気のある重量級ボードゲーム「アグリコラ」の新版。カードのバランスが調整され、ゲームボード、各種コンポーネントも見た目でわかりやすくなっているので初めて買うならこちらがおすすめです。

ゲームとしては農業がテーマのワーカープレイスメント+カードゲーム。ゲームボードにあるアクションスペースに早い者勝ちでワーカを置いて効果を使い、農場を発展させていきます。
アクションスペースの効果は、木や石などの資源を得たり、畑を耕したり、子供を作ってワーカーを増やしたり、家を増築したり、カードを使用したりと様々。ラウンドが進むとアクションスペースが増えていくしくみになっています。
カードはゲーム開始時にドラフトして各自14枚ずつ獲得するのですが、獲得したカードによって大きくゲームを進める方向性が変わります。カードは基本セットだけでも96枚あるので同じカードの組み合わせになることはほとんどなく、遊ぶたびに取るべき戦略が変わります。

コンポーネントの見た目も可愛く、自分の農場が出来上がっていくのが楽しい雰囲気抜群のゲームですが、戦略性の面でも奥が深く、遊ぶたびに違う面が見えてくる素晴らしいゲームです。
それでいてプレイ感は重ゲーの中でも非常に軽い方で、初心者でもほとんど苦にならずに遊べるので、本当に文句のつけようがないです。

重量級ボードゲームに興味があるなら、まずこのゲームから遊んでみてほしいと思うゲームです。

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アンダーウォーターシティーズ

アンダーウォーターシティーズ

アンダーウォーターシティーズ 日本語版

プレイ人数1~4人
プレイ時間90~150分
対象年齢12歳~
定価(税込)8,800円

増えすぎた人類を移民させるために海底都市を建設し、発展させるボードゲーム。

プレイヤーは共通のゲームボードでアクションを選択し、各プレイヤーごとに持っている個人ボード上に都市を建設し発展させていきます。

各プレイヤーは自分の手番にゲームボードのアクションスペースを1つ選びそこにアクションタイルを配置し、同時に手札からカードを1枚プレイします。タイルを置いたスペースのアクションを行うことが出来るのですが、この時、アクションスペースの色とカードの色が一致しているとカードの効果を使うことが出来ます。

各プレイヤーが3アクションを行うと1ラウンド終了となり、10ラウンドでゲーム終了です。
都市の発展具合などに応じて得られる勝利点が一番多いプレイヤーが勝者となります。

アクションスペースの色とカードの色が一致しないとカードの効果を使えないシステムがゲームにいい感じにジレンマを発生させていたり、都市が出来上がっていくのがすごく充足感があるなど、遊んでて気持ち良い要素と、悩まされる要素が絶妙に盛り込まれていて満足感がすごく、何度も遊びたくなるゲームです。

ブラス:ランカシャー

ブラス: ランカシャー

ブラス: ランカシャー 完全日本語版

プレイ人数2~4人
プレイ時間120~180分
対象年齢14歳~
定価(税込)9,020円

やーみんが今まで遊んできたボードゲームの中で一番面白かったゲームです。

名作として名高いボードゲーム「ブラス」のリメイク作品。産業革命時代の事業家となり、運河や鉄道を敷設したり、紡績所、炭鉱、製鉄所など様々な産業施設を建設して影響力を高めることを目指します。

このゲームは「運河の時代」、「鉄道の時代」に分かれており、運河の時代に作った運河とほとんどの施設は鉄道の時代になる際にマップ上から消えます。運河の時代に作った高レベルの施設だけがマップに残るので、それを見据えて戦略を練らないといけません。

また、他のプレイヤーと場合によっては協力関係になったりします。
例えば、施設を建てるのに必要な資源は他のプレイヤーが建設した炭鉱や製鉄所に置かれているものを無料でもらうことができます。それなら炭鉱や製鉄所を建設するのは不利になるのかというとそうでもなく、これらの建物は上に置かれている資源が無くなる収入が上がったり、勝利点を得られたりします。

時代の移り変わりや手札により大きく変わる戦略、協力が必要なインタラクションが強いゲーム性など文句なく最高に面白いです。

唯一の弱点はルール把握が大変難しいこと。ルール自体はそんなに難しくはないのですが、ルールの例外事項が多く、初めてのプレイでルールを間違えずに遊ぶのは難しいと思います。
できれば、遊んだことのある経験者に説明してもらいながら遊んだ方が良いです。

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アーク・ノヴァ-新たなる方舟-

アーク・ノヴァ 新たなる方舟 日本語版

アーク・ノヴァ 新たなる方舟 日本語版

プレイ人数1~4人
プレイ時間90~150分
対象年齢14歳~
定価(税込)11,550円

科学的に管理された動物園の運営者となり、動物の保全活動を行うゲーム。

プレイヤーは手番ごとに手元に並べられたアクションカードから1つを選び、そのカードに書かれているアクションを実行します。

アクションカードは
①カードを獲得する
②自分の個人ボードに動物用の囲い地や売店、展示館などを建設する。
③動物カードを使って、囲い地に動物を収容する。
④動物学協会に職員を派遣して、永続効果や得点を得る。
⑤後援者カードを使って、様々な特殊効果を得る。
の5種類。


アクションカードは1~5の数字が書かれたスロットに置かれており、数字が大きいスロットに置かれているカードほど使用した際の効果が強くなるようになっています。
使用したアクションカードは1のスロットに移動して移動前のスロットを詰めるように他のカードが移動するので、毎手番、5のスロットに置かれているアクションカードを使えば強力なアクションをし続けることができますが、状況によっては弱い状態でも特定のアクションを実行した方が良い場面もあったりするのでアクション選択がなかなか悩ましいです。

ゲームの目的は動物園の人気度を表す「訴求点」動物の保全への貢献度を表す「保全点」の2つの得点を上げることです。この2つの得点のトラックをボードのそれぞれ逆のサイドからカウンターを進めていき、カウンターが交差したらゲーム終了となります。ゲームの勝者は保全点と訴求点の交差後のスペースの数が最も大きいプレイヤーとなります。
訴求点は動物を園内に配置したり、展示館を配置することで上げることができ、保全点は同種や同地域の動物を集めて保全活動を行ったり、後援者カードの効果で上げることができます。
訴求点の方が簡単に得られますが、最終的に保全点をしっかり上げないと高得点を取るのが難しいつくりになっています。

アクションの効果で入手できるカードは200枚以上あり、同じ内容のカードは1枚もありません。出てくるカード次第で取るべき戦略が大きく変わるのでリプレイ性はかなり高いです。カード次第と書くと運要素が大きく感じるかもしれませんが、強いカードを引くことよりも、状況に応じて的確にアクションを選択していくことの方が重要なつくりになっているので、運要素はそこまで大きくありません。

アクション選択、タイル配置、アクションの強化、ワーカープレイスメント、カードマネジメントなど様々な要素がこれでもかというほど詰め込まれているのに、手番でやることは5つのアクションから1つを選ぶことだけ。細かいルールが多いので最初は少し戸惑うかもしれませんが、意外とプレイ感は軽く、ルールは飲み込みやすいです。

様々な要素を味わえ、リプレイ性も高い、遊ぶたびにワクワクする傑作ボードゲームです。

クランク! イン・スペース!

アークライト(Arclight) クランク! イン・スペース! 完全日本語版 (2-4人用 45-90分 13才以上向け) ボードゲーム

クランク! イン・スペース! 完全日本語版

プレイ人数1~4人
プレイ時間60~90分
対象年齢13歳~
定価(税込)6,380円

チキンレースの要素があるデッキ構築型ダンジョン探索ゲーム「クランク!」の宇宙が舞台になった続編。

デッキのカードを使ってダンジョン……ではなく、銀河を支配するエラディクス卿の宇宙船を探索し、宇宙船に眠るアーティファクトを盗み、脱出を目指します。

基本的なゲームシステムは「クランク!」と同じでデッキのカードを使って移動、戦闘、新たなカードの購入などをし、探索を行います。
クランク!」では探索中に不用意な物音(クランク!)をより多く出したプレイヤーはドラゴンの怒りを買い、ドラゴンに攻撃されていたましたが、こちらではエラディクス卿が攻撃してきます。

価値の高いアーティファクトは宇宙船の奥深くにあり、勝つためには出来るだけ奥まで探索しないといけないけど、探索に時間をかけすぎると最悪、ゲームから脱落してしまうというチキンレースの要素を持っているのも同じですが、「クランク! イン・スペース!」ではアーティファクトが眠る「指令室」への侵入に宇宙船の他のエリアでハッキングをすることにより入手できるコマンドコードが必要です。
コマンドコードの入手が必要になったことにより、ある程度各プレイヤーのアーティファクトが眠る深部への侵入の足並みが揃うようになり、「クランク!」でよくあった点数の低いアーティファクトを速攻で取り、脱出し、他のプレイヤ―の全滅を狙うプレイがやりにくくなり、多少デッキの強化が遅れても逆転できるようになりました。

また、探索するマップ自体も全体的に広くなっており、脱出のために宇宙船の入口まで戻るのも難しく、途中脱落の危険性がかなりアップしており、「クランク!」よりもチキンレース的なスリル感が長く続くようになっています。

全体的にゲームのスケールがアップしたことにより、プレイ時間が「クランク!」の2倍くらいになっていますが、コマンドコードの入手という途中目標ができたことにより、中だるみすることもなく最後までドキドキしながらプレイすることができます。

他のプレイヤ―を出し抜く面白さでは「クランク!」の方が優れていますが、より長くスリル感が味わえ、ゲームバランスも良くなり、戦略の自由度も上がっていて、より楽しみやすく遊びやすいゲームに仕上がっています。

デューン 砂の惑星:インペリウム

デューン 砂の惑星:インペリウム

デューン 砂の惑星:インペリウム

プレイ人数1~4人
プレイ時間60~120分
対象年齢14歳~
定価(税込)8,250円

SFの古典的名作であり2021年には映画化もされたSF小説「デューン 砂の惑星」をモチーフにしたデッキ構築+ワーカープレイスメントゲーム。

ボード上に複数あるアクションマスにワーカーを置いていくのは一般的なワーカープレイスメントと一緒ですが、ワーカーを置く際に手札からカード使用しなければいけず、その使ったカードに書かれているアイコンと同じアイコンのアクションマスにしかワーカーを配置できないという制限がかかっているのが大きな特徴になります。
手番毎に1つずつワーカーを置いて行って、ワーカーを全て置くかそれ以上置きたくなくなったら手札のカードを公開して、アクションマスやカードの効果によって得た「影響力」を使ってカードを購入し、デッキを強化します。
カードはそれぞれ特有の効果を持っていて、ワーカーを配置するのに使った時と公開した時にそれぞれ全く違う効果が発動します。
ワーカーを配置するマスの選択、使用時・公開時の効果と1枚のカードで出来ることが多いので入手するカードの取捨選択が大変悩ましく楽しいです。

ワーカープレイスメントはアクションマスに置けるワーカーが1つに制限されていることが多く、特定のアクションを優先して取りたいと考えていても、他のプレイヤーがそのアクションを取りそうになかったら後回しにするということもあります。そして、そんな時に予想外にもそのアクションを取られてしまったらものすごく後悔してしまうわけです。
このゲームもマスに置けるワーカーは1つですが、そもそもそのマスのアイコンのカードが手札になければワーカーを置けません。それは相手も同じわけで、取りたいアクションを取られても仕方がないとと納得しやすいし、デッキにあそこのアイコンが入っているカードを増やそうかとか次の展開に意識が向きやすく、後悔を引きずるということがほとんどないです。
カードを使わなければ公開時効果を得ることができるのも特定のアクションを取れなかったことに対するダメージを薄め、ゲームの楽しさを感じやすくしています。

インタラクションは強いけど、インタラクションが強いことによるきつさは薄いという夢のようなボドゲです。

現在(2024年1月22日)ネット上で入手困難になっているおすすめ重量級ボードゲーム

以前にこちらのページで紹介していたものの、現在(2024年1月22日)通販で入手困難になっているものをまとめてみました。

ブラッドレイジ

ブラッドレイジ 完全日本語版

プレイ人数2~4人
プレイ時間60~90分
対象年齢14歳~
定価(税込)11,000円

ブラッドレイジ」はラグナロクで崩壊する世界で名誉のために最後まで戦い続けるヴァイキングとなり、誰よりも多くの名誉点を得ることを目指すゲームです。

ゲームとしてはアクションポイント制のエリアマジョリティ。ボード上のエリアに自分の部隊を送って、他のプレイヤーのと戦うゲームです。カードドラフトの要素もあり、カードは戦闘の際の戦力の増強、キャラクターへの能力不可・強化、特殊なキャラクターの獲得、条件を満たすと名誉点を得られるなどの効果のものがあります。

これだけだといかにもな戦争ゲームといった感じですが、ヴァイキングにとって戦って死ぬことは名誉、ということでカードの効果などによっては戦闘に負けることで名誉点が得られることがあるのが大きな特徴になっています。
また、ゲームは3ラウンドあり、各ラウンド終了時にラグナロクにより1つのエリアが滅ぶのですが、ラグナロクで死ぬのはヴァイキングにとって最高の名誉なのでラグナロクに巻き込まれて死んだキャラクターからも名誉点が得られます。

戦闘に勝ったり、エリアを支配することでももちろん名誉点は得られますが、場合によっては負けた方がより多くの 名誉点 を得られるという一筋縄ではいかない戦略性が面白いゲームです。

現在(2024年1月22日)、「ブラッドレイジ」はメーカ在庫切れでプレミア価格で販売されているもの以外、残っていないようです。
調べた限りでは駿河屋で売られているものが中古品ですが一番安かった(税込15,811円)です。

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主計将校: 第二次世界大戦の補給戦

主計将校: 第二次世界大戦の補給戦

主計将校: 第二次世界大戦の補給戦

プレイ人数2~6人
プレイ時間120分程度
対象年齢12歳~
定価(税込)6,600円

第二次世界大戦の補給戦がテーマの戦略シミュレーションボードゲーム。枢軸国(ドイツ、日本、イタリア)か連合国(アメリカ、イギリス、ソビエト連邦)に分かれてチーム戦を行います。

見た目はいかにも重そうなウォーシミュレーションといった感じですが、このゲームの特徴は2時間級のゲームの中では随一と言っても過言ではないプレイ感の軽さ。部隊をマップに置いて占領したり、進軍して敵軍を倒したりするのですが、プレイヤーが手番に行うのはなんとカードを1枚使うことだけです。

1手番に1つのことしかできないことがプレイ感の軽さと1手の重さを生んでおり、先を見据えた戦略が重要なゲームになっています。

見た目のいかつさに騙されずに1度遊んでみて欲しい作品です。

「主計将校: 第二次世界大戦の補給戦」は現在(2024年1月22日)メーカー在庫切れです。

グルームヘイブン

プレイ人数1~4人
プレイ時間60~180分
対象年齢14歳~
定価(税込)33,000円

世界最大のボードゲームサイト「BGG」で2017年の発売以来ずっと1位に君臨し続けているファンタジーRPG風協力ボードゲームです。プレイヤーは「グルームヘイヴン」という街を拠点にしている傭兵となり、様々な依頼を受けて解決していきます。

ボリュームがとんでもない超大作で、大量のボード、トークン、フィギュアなどで総重量は9.5キロもあります。シナリオが100本以上あり、全部プレイするのには200時間以上かかります。

ダンジョンでの戦闘がこのゲームの主な要素になりますが、この戦闘がとにかく面白いです。
戦闘はヘックス型の戦略シミュレーションになっていますが、移動・攻撃・回復などのキャラクターのアクションをカードによって選択して行います。カードはプレイヤーが使うキャラクター毎に違うものが用意されていて、それらの中から既定の枚数を選択して手札を構築してダンジョンに挑みます。
カードは上段と下段に分かれていてそれぞれ違うアクションが書かれており、戦闘では毎ターン手札を2枚選択し、片方の上段と片方の下段のアクションを実行します。
持ち込んだカードは戦闘が進むと徐々にゲームから除外されていき、1枚以下になるとそのキャラクターはシナリオから脱落します。そのため、どのカードをいつ使うかが非常に重要で、シビアで戦略性の高い戦闘を楽しめます。

シナリオが終わると経験値やお金を得られ、それらを使って街でレベルアップしたり、装備を整えたりして次のシナリオに挑みます。

グルームヘイブンはは現在(2024年1月22日)メーカー在庫切れです。
調べた限りでは駿河屋マーケットプレイスで売られているものが中古品ですが一番安かった(税込35,100円)です。

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モンバサ

モンバサ 日本語版

プレイ人数2~4人
プレイ時間75~150分
対象年齢12歳~
定価(税込)6,600円

植民地時代のアフリカで投資家となりお金を稼ぐ経済ゲーム。2016年の「ドイツゲーム賞」「ポルトガル年間ゲーム大賞」「国際ゲーマーズ賞」などを中心に数多くの賞を受賞している、ゲーマー評価の高い作品です。

エリアマジョリティ、カードドラフト、デッキ構築、セットコレクション、ワーカープレイスメント、陣取り、拡大再生産、投資など様々な要素が詰め込まれているのに実際に遊んでみるとゲームでやることはシンプルで大変遊びやすく、完璧にバランスが取られているすごいゲームです。

ゲーム内で行うアクションは基本的にカードを使って行うのですが、このアクションカードの使用と回収のシステムが非常に良くできています。プレイヤーはラウンドが始まったら、プレイしたいアクションカードを手札から個人ボードの下にあるスロットに裏向きで3枚(ゲームが進行すると最大5枚まで置けるようになります。)並べ、一斉にオープンし、そのカードを使います。アクションカードを使い終わったら、個人ボード上部に5ヶ所あるスロットに置かれている山札のうち、1つを選び手札に加え、個人ボード下部に出していたカードを、そのままその真上にある個人ボード上部にあるスロットに
それぞれ加えます。つまり、使ったカードが3~5つの山札に分かれ、そのうち1つだけを回収できるシステムになっています。同じアクションのカードを1つのスロットに貯めて状況に応じてスロットを使い分けるのか、全てのスロットにアクションを分散させてバランスよく戦えるようにするのかなど非常に考えどころの多いシステムです。

ルールの量が多いのでインストには多少時間がかかりますが、ゲーム内で出来るアクションがきれいに結びついているので、遊びだすと非常にスムーズに遊べるのが最大の魅力。重ゲーの入門としてもおすすめの作品です。

「モンバサ」は現在(2024年1月22日)メーカ在庫がなく購入が難しい状態になっています。

ハンザ+ハンザ拡張:変化の風

プレイ人数2~4人
プレイ時間60~90分
対象年齢10歳~
定価(税込)ハンザ 6,160円
ハンザ拡張:変化の風 1,650円

バルト海のハンザ同盟をモチーフにした、交易ゲームです。

船でバルト海にある都市を巡り、商館を建て、商品を購入し、商品を売却して勝利ポイントを獲得します。勝利ポイントを一番多く獲得した人が勝利となります。

船をマップにある矢印に従い移動させるのと、商品の購入にコインを使うのですが、コインは毎手番3枚入手でき、次の手番に3枚まで持ち越すことが可能です。つまり、このゲームのコインは従来のゲームの「お金」というよりも「アクションポイント」に近い役割を持っています。この「アクションポイントを持ち越せる」要素が自分の手番開始時の船の位置が重要なゲーム性と相まって深い戦略性を生んでいます。

基本セットのみだと、45分~60分くらいで遊べる中量級ゲームですが、拡張を入れることによりゲームの戦略の選択肢が増え、60分を超えるプレイ時間の重量級ゲームになります。
基本セットだけでも非常に面白いゲームですが、拡張入りは正に完成版といった出来でハンザの魅力を最大限に味わいたいなら拡張入りを遊ぶことをおすすめします。

ハンザはgamefieldで販売されています。ハンザ拡張もgamefieldで販売されていたのですが残念ながら今は在庫切れとなっています。

以前に紹介記事を書いています。もう少し詳しく知りたいという方はご覧ください。

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コメント

  1. 久保田広人 より:

    ブラスバーミンガムではないのですね白ブラスではなく黒ブラスだったのが意外でした。

    • やーみん やーみん より:

      久保田さん、コメントありがとうございます。
      実は白ブラスはまだ遊んだことがないです。白の方が評判が良いのは知っていますが、白を遊ぶのは黒を飽きるまで遊んだ後でいいかなと思っています。

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