ダウンロードゲーム販売サイト「Humble Bundle」でデジタルボードゲームを集めたバンドル『Board Game Night with Dire Wolf & Friends Encore』が販売中です。
販売期間は8月24日午前10時までです。
Humble Bundleのバンドルの購入・ゲームの登録方法については下のページで解説していますのでご確認ください。
Board Game Night with Dire Wolf & Friends Encoreのラインナップ
18ドル以上
タイトル | Steam ユーザー レビュー | Steam価格 (過去最安値) | 日本語 | 備考 |
Dune: Imperium | 圧倒的に好評 | 2,576円 (1,803円) | ○ | ー |
WINGSPAN | 非常に好評 | 2,200円 (1,025円) | ○ | ー |
Quilts and Cats of Calico | 非常に好評 | 2,198円 (1,758円) | ○ | ー |
Root | 非常に好評 | 1,520円 (608円) | ○ | ー |
Terraforming Mars | やや好評 | 2,300円 (820円) | × | ー |
Terraforming Mars – Prelude | やや好評 | 800円 (504円) | × | DLC |
Terraforming Mars – Hellas & Elysium | やや好評 | 800円 (504円) | × | DLC |
Everdell | 非常に好評 | 2,050円 (1,537円) | ○ | ー |
Munchkin Digital | やや好評 | 1,520円 (1,140円) | × | ー |
Scythe: Digital Edition | 非常に好評 | 2,300円 (717円) | ○ | ー |
Sagrada | 非常に好評 | 1,010円 (343円) | × | ー |
今年の8月に発売されたBoard Game Night with Dire Wolf & Friendsのアンコール版。
DLC購入用のクーポン2つが削除され、18ドル枠だけに一本化されましたが収録されているゲームは一緒です。
名作ボドゲだらけの素晴らしすぎるバンドル。特にDune: Imperiumはゲームが面白いだけでなく、UIなどデザイン面も自分が知るデジタルボードゲームの中ではトップクラスに良く、すごくおすすめです。
注目したゲームの紹介
Dune: Imperium
SFの古典的名作であり2021年には映画化もされたSF小説「デューン 砂の惑星」をモチーフにしたボードゲーム「デューン 砂の惑星:インペリウム」のデジタル版。
様々なアクションが書かれているマスにコマ(ワーカー)を配置してアクションを行う「ワーカープレースメント」にデッキ構築の要素を加えたゲームです。
ワーカーを置く際に手札からカード使用しなければいけず、その使ったカードに書かれているアイコンと同じアイコンのアクションスペースにしかワーカーを配置できないという制限がかかっているのが最大の特徴。アイコンが一致するカードがなければ、使いたいアクションができなくなるのでデッキ内のカードのバランスが非常に重要です。
さらにカードは使わずにラウンドの最後まで持っていると公開することになるのですが、使った時と公開した時にそれぞれ全く違う効果が発動します。
配置できるスペースの選択、使用時・公開時の効果と1枚のカードで出来ることが多いので入手するカードの取捨選択が大変シビアで悩ましく、デッキの構築が非常に楽しいです。
オンラインでの対戦がメインのゲームではありますが、ソロプレイもかなり充実しています。通常のAI戦だけでなく強力なオートマと戦うこともでき、特殊ルールで遊べる「チャレンジ」が12種類もあり、さらに3日毎に更新される特殊ルール・得点条件で得点を競い合う「前哨戦」もあり、ソロだけでもかなり長い時間遊べます。
ウイングスパン
2019年ドイツ年間ゲーム大賞のエキスパートゲーム賞を受賞したボードゲーム「ウイングスパン」のデジタル版。
それぞれ固有の能力を持つ森林、草原、湿地の3つの土地に様々な能力を持ったカードで表されている鳥を呼び寄せ、土地の能力と鳥の能力で、鳥を呼び寄せるのに必要な餌や卵を生産し、さらに鳥を増やすという、能力の組み合わせを考えるのが楽しいゲームです。
カードはすべて違う鳥になっており、同じカードは1枚もありません。そのため、自分が狙ってる戦略が必ずできるとは限らず、入手できるカードだけでどうするかを考えないといけないため、運要素はそれなりに強いですが、その分、繰り返しプレイしても同じ状況になりにくくなっており、リプレイ性はかなり高いです。
ゲーム性が良いだけでなく、アートワーク、サウンドもゲームの雰囲気にあっていて非常に良いです。UIは最初は少し戸惑うかもしれませんが、慣れればかなり操作しやすいつくりになっています。
アナログ版もかなりおすすめです。
カードの絵が綺麗なだけでなく、餌箱型のダイスタワーやカラフルな卵型のトークンなどコンポーネントが非常に凝っていて持ってるだけで満足感を味わえます。
Root
かわいい動物たちが森での覇権を争う、陣取り戦略ゲーム。
基本的には陣取りをしながらより早く目標の勝利点に到達したら勝ちというよくある陣取りゲームですが、プレイヤーが操作する4つの派閥ごとに移動や戦闘のルール、勝利点を得る方法、ターン内に行えるアクションなどが全く異なるのが特徴です。
4つの派閥のルールをすべて把握しないと他のプレイヤ―が何をやっているのかほとんどわからないのでアナログ版はプレイヤー全員がルールを全部把握できれば独特な戦略が楽しめる傑作だけどそのルールを把握する部分の敷居が高すぎるゲームとして有名。
デジタル版は各派閥ごとに順を追って説明してくれるチュートリアルがあり、導入部の敷居の高さの軽減にかなり成功しています。
一人プレイ用のモードもかなり充実していて、1人プレイでしっかりルールや戦略を把握してマルチに挑戦することができます
初めてRootを遊ぶ方はもちろん、アナログ版のRootで敷居につまづいてしまったという方にもおすすめです。
Terraforming Mars
世界最大のボードゲームサイト「BGG」の総合ランキングで7位の火星開拓ゲーム「テラフォーミング・マーズ」のデジタル版。 火星を開拓する企業となりテラフォーミング(惑星の地球化)への貢献度を競うゲームです。
お金を払って実行できる標準プロジェクトと、ドラフトして購入するプロジェクトカードの効果を使って、テラフォーミングの進行度を示す指標となる温度・酸素・海洋の3つのパラメータの上昇、土地の緑地化などを行います。
3つのパラメータを最大まで上げるとゲーム終了になり、最終得点計算後の貢献度が1番高いプレイヤーが勝利となります。
200枚以上あるカードには同じカードが1枚もなく、カードの引き次第で毎回違う展開になるのでリプレイ性は抜群。カードや標準プロジェクトを組み合わせて、大量に得点を獲得できた時は最高に気持ち良いです。
アナログ版は重量級のゲームでプレイ時間が1プレイ2~3時間かかりますが自動処理のおかげで非常にスピーディーにゲームを進めることが出来ます。特にCPU戦が良くできていて、思考時間がほぼないので1時間以内で1プレイが終わります。そのうえAIがなかなか手強いので練習にピッタリです。
日本語に対応していませんが、そこまで難しい英語は使われていません。下記サイトのわかりにくいカード効果の和訳を見れば問題なく遊べると思います。
アナログ版もおすすめです。日本語になっていますし、デジタル版にはまだ実装されていない拡張も発売されています。
Scythe: Digital Edition
「ファクトリー」と呼ばれる大都市国家により重装甲兵器《メック》が供給されている第一次世界大戦後のヨーロッパを舞台に5つの勢力いずれかの英雄となり、領土の拡大、資源獲得などを通して最も影響力のある勢力になることを目指すゲームです。
各勢力はそれぞれ固有の能力を持ち、それを活かしながら拡大や侵略を行っていきます。
いわゆる4Xストラテジー系のボードゲームですが、戦闘があまり重視されていないというか、しなくても勝てることが多いのが特徴です。
ルールはそれなり以上に複雑で取っつきにくさはありますが、理解できると非常に面白いゲームです。
ボードゲーム版は1プレイ2時間ぐらいかかるゲームですがデジタル版では45分くらいで終わらせれるのも大変良いです。
販売期間は12月11日午前11時まで
販売期間は12月11日午前11時までとなっています。
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