こんにちは。やーみんです。
今回はボードゲーム『ガイスター』を紹介します。
シンプルなルールに奥深い心理戦を盛り込んだ、名作ボードゲームです。
プレイ人数 | 2人 |
プレイ時間 | 15分程度 |
対象年齢 | 8歳~ |
ジャンル | ブラフ、推理 |
発売時期 | 1980年 |
デザイナー | アレックス・ランドルフ |
販売元 | メビウスゲームズ |
『ガイスター』の概要
背中に青い印のついている「良いオバケ」と、赤い印のついている「悪いオバケ」を使い勝利を目指すゲームです。
プレイヤーはお互いに「良いオバケ」と「悪いオバケ」を4つずつを相手に印が見えないように盤上に配置します。
手番毎にオバケコマを前後左右に1マス移動させ、相手の「良いオバケ」を4つ取る、相手に自分の「悪いオバケ」を4つ取らせる、自分の「良いオバケ」を所定のマスから盤外に脱出させるの3つのうちどれか1つを達成すると勝利となります。
『ガイスター』の説明
内容物
ゲームボードです。
オバケコマです。赤い印の「悪いオバケ」コマが8つ、青い印の「良いオバケ」が8つあります。買ったばっかりの場合、印が差し込まれてないので、差し込んでください。
準備
・ゲームボードをテーブルの中央に置きます。四隅にある矢印が左右に向くように置いてください。
・各プレイヤーに良いオバケコマ(青の印)を4つ、悪いオバケコマ(赤の印)4つずつ渡します。
・各プレイヤーはオバケについてる印が相手に見えないように自陣(下図参照)に配置します。配置の仕方は自由です。
・最後に任意の方法でスタートプレイヤーを決めます。
ルール
ゲームの進行
スタートプレイヤーから順番に交互に手番を行います。
手番の流れ
手番プレイヤーは自分のオバケを1つ選ぶ前後左右に1マス移動させます。斜めには移動できません。また、自分のオバケがすでにいるマスには移動できません。
相手のオバケがいるマスに移動した場合、そのオバケを捕まえることが出来ます。ゲームボードから取り除き、自分が捕まえたオバケがわかるようにしてください。
ゲームの終了と勝利条件
次の3つのうち1つを達成すると勝ちとなり、ゲームが終了します。
①相手の良いオバケ(青い印)を4個とも捕まえる。
②自分の悪いオバケ(赤い印)を4個とも相手に捕まえさせる。
③自分の良いオバケ(青い印)1個を相手側の最終列の両端にある矢印のマスからゲームボードの外に出す。(矢印のマスに入った次の手番でゲームボードの外に出せます。)
※自分側の矢印のマスからオバケを外に出すことは出来ません。
※矢印のマスから、悪いオバケを外に出すことは出来ません。
『ガイスター』のゲームレビュー
シンプルなルールで、壮絶な心理戦を味わえるゲーム
シンプルなルールで、初心者でも問題なく楽しめますが奥が深く、濃密な駆け引きを楽しめます。
心理戦のゲームは、読み合いをするための情報が少なすぎて、人読みをするしかないゲームも多いのですが、このゲームは「自分のコマをゴールに移動させる」要素があることで、相手の思考を考えやすく出来てると思います。
論理的に考えられる部分がしっかりあることで、その部分を使って逆に利用して裏をかくこともできるという論理性と心理性のバランスの良さが面白さにつながってると思います。
まとめ
ボードゲームに慣れてる人も慣れてない人も公平に遊べる、奥の深いゲームです。
このゲーム、実は意外と実力の差がつきやすいゲームでもあります。我が家では僕が強く、妻が苦手なようで、普通に対戦すると9割方僕が勝ちます。
そのため、最近は妻が負けそうになると、妻による独自の特殊ルールが発動し、突然オバケが飛車の動きをしだしたり、斜め移動したりします(笑)
それはそれで楽しいので、やはりこのゲームは名作だと思います(笑)
おまけ:『ガイスター』のおすすめBGM
ジェームス・ホーナー 「Carrigan And Dibs」
映画「キャスパー」の曲。幽霊がうろついている雰囲気が『ガイスター』にぴったりです。
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