こんにちは、やーみんです。
再評価されそうな音楽たち、第3回は『はっぴいえんど』です。
「風をあつめて、知ってるよ。」という人は多いと思うんですが、それ以外の曲はあまりに知られておらず、今後注目される可能性が十分ある、というか普通に「風をあつめて」以外にも良い曲いっぱいあるので紹介します。
『はっぴいえんど』ってどんなバンド?
『はっぴいえんど』は細野晴臣、大瀧詠一、松本隆、鈴木茂らのロックバンドです。
ロックに日本語は合わないと言われていた時代に、日本語でロックを歌う事を目指したバンドです。
前身であるバンド「ヴァレンタイン・ブルー」を結成したのが1969年9月、解散したのが1972年の年末、発表したアルバムは3枚だけで、活動当時は全く売れなかったバンドでしたが、1980年代以降に元バンドメンバー達が音楽業界で大きく活躍したため、発掘され、当時の東京の原風景や空気を豊かに描いた歌詞と音楽性が評価され、”日本語ロックの先駆者”と呼ばれるようになりました。
再評価されそうな音楽
風をあつめて
『はっぴいえんど』の代表曲。『はっぴいえんど』を知らなくてもこの曲を知ってる人は多いと思います。
70年代初頭の東京の風景を穏やかに、情緒たっぷりに表現した名曲です。ロックなんだけどポップで、懐かしい感じもしてフォークっぽくもある『はっぴいえんど』らしい曲です。
かなり作曲に苦労した曲らしく、ファーストアルバムに入れる予定で詩を書いたのに、曲ができなかっためセカンドアルバムに入れることになり、録音の前に細野晴臣さんが、スタジオの廊下で曲を仕上げたそうです。
抱きしめたい
セカンドアルバム「風街ろまん」の1曲目に収録されている曲です。
ロックバンドらしいベースとドラムの低音がしっかり利いている重厚なサウンドとリズムがとても気持ち良い曲です。
アルバムの1曲目に入れたのはイントロがあるからというだけの理由らしいですが、物語が始まりそうな歌詞とメロディーで1曲目に入るべくして入った曲のように感じます。
夏なんです
この曲、すごく好きな曲で良い曲だと思うんですが、何が良いのかを大変説明しにくい曲です。
たんたんとしてるし、なんかダルそうなメロディーだし、そもそも歌詞でも退屈って言ってるし。
けど、お盆で田舎に親と一緒に帰ってきて、田舎のやつらと遊ぶのもダルくて、同じようにあぶれてる誰かさんと暑い中グダグダ過ごすという、そもそもそんな経験はないけど日本人ならなんとなく感じられそうな夏のイメージが、とてもリアルで懐かしく感じられるんです。
退屈だったかもしれないけど、平和でのどかだった忘れられない夏の思い出、その風景を歌っている曲だと思います。
相合傘
ファンキーなリズムを日本語のリズムを存分に活かし作った曲。
歌詞はポップで可愛いけど非常に日本情緒が感じられる言葉で綴られており、ノリの良いメロディーで楽しい気分になれる曲。
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外はいい天気
メロディーも歌詞も優しい雰囲気で満ちている曲。
何度聞いても癒される大好きな曲です。
大瀧詠一さんがソロの活動でライブなどでよく歌ってる曲で、再録して「外はいい天気だよ ’78」として発表もしています。こちらは最後に少しだけ歌詞が追加されています。
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まとめ
はっぴいえんどの曲、どれも大好きなんですが、厳選して選んでみました。出来ればアルバム買って通しで聴いてみてもらいたいバンドです。
今回も紹介した曲のプレイリストをYouTubeで作ってますのでよかったら聞いてみてください。
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