2020年11月25日から12月25日のクリスマスまで毎日更新していました。どれもおすすめのボードゲームなので、是非ご参考にしてください。
- クリスマス『ジャストワン』
- クリスマスイブ『みんなでぽんこつペイント』
- 12月23日『ミープルサーカス』
- 12月22日『スコットランドヤード』
- 12月21日『インフェルノ』
- 12月20日『コードネーム』
- 12月19日『ゾン噛まパーティー』
- 12月18日『真珠の首飾り』
- 12月17日『スティッキー』
- 12月16日『ハゲタカのえじき』
- 12月15日『マラケシュ』
- 12月14日『インサイダー・ゲーム』
- 12月13日『ウボンゴ』
- 12月12日『トマトマト』
- 12月11日 『ゲスクラブ』
- 12月10日『バオバブ』
- 12月9日『クアックサルバー』
- 12月8日『ヘイヨー』
- 12月7日『ニムト』
- 12月6日『どろぼうギツネのマジックパンツ』
- 12月5日『アブルクセン』
- 12月4日『おばけキャッチ』
- 12月3日『コリドール』
- 12月2日『テレストレーション』
- 12月1日『レイルロードインク』
- 11月30日『ラマ』
- 11月29日『ザ・マインド』
- 11月28日『バイツ』
- 11月27日『スティックスタック』
- 11月26日『ラブレター』
- 11月25日『ナンジャモンジャ』
クリスマス『ジャストワン』
『ジャスト・ワン』は2019年のドイツ年間ゲーム大賞を受賞した、協力型連想パーティーゲームです。
プレイヤーから1人「回答者」を選び、回答者にはわからないようにヒミツの言葉を1つ選びます。他のプレイヤーは互いに話し合わずにヒミツの言葉を連想できるヒントを書きます。
回答者以外のプレイヤーで全員のヒントを確認します。同じヒントが複数あったらそのヒントは無効になります。回答者に見せることは出来ません。
回答者は残ったヒントを見て、ヒミツの言葉を推理します。
これを最大13回繰り返し、できるだけ多くヒミツの言葉を当てることを目指します。
パーティゲームの王様と言っても過言ではない、確実に盛り上がるゲームです。
クリスマスイブ『みんなでぽんこつペイント』
みんなでぽんこつペイントは、お題を正円と直線だけで描いて伝えるイラストゲームです。
プレイヤーの中から1人回答者を選び、回答者にわからないようにお題を決め、残りのプレイヤーがお題をイラストで描きます。イラストで描けるのは正円と直線だけです。
全員が描き終わったら、イラストの画数を数えます。正円1つもしくは直線1本が1画です。
画数が少ないプレイヤーから順番に回答者にイラストを見せて、1つのイラストにつき1回回答してもらいます。
回答者が正解を当てたら、その時点でラウンド終了となり、正解になったイラストを描いた人と回答者に得点が入ります。
プレイヤ―全員が回答者をしたら、ゲーム終了です。一番得点が高い人が勝者となります。
正円と直線だけ使うことで、絵が苦手な人でも参加しやすくなっています。また、画数で回答者に見せる順番が決まるので少ない画数で先に見せるか、詳しく描き確実に正解してもらうかの駆け引きが発生するようになっており、ゲーム性も高くなっています。
ゲームが終わった後の感想戦が盛り上がる、みんなでワイワイ遊べるゲームです。
12月23日『ミープルサーカス』
『ミープルサーカス』はサーカスの団長となり、ミープル(人型のコマ)や動物のコマを使って演目の完成を目指すバランスゲームです。
ゲームは予行演習2回、本公演1回の計3ラウンド行われ、1番拍手点を稼いだプレイヤーが勝者となります。
各ラウンドが始まったら、スタートプレイヤーから順番に自分のサーカスに登場するミープルや動物、道具、演目などを選んで獲得していきます。
全員、物資などを得て準備が終わったら、サーカスの始まりです。専用のアプリで音楽を流し、ミープル達を積み上げていきます。
積み上げるときに演目に描かれてる積み方をすると得点が加算されます。また、ミープルは3色あり、青は地面に足がついてるとボーナス点、黄色は地面に足がついてなければボーナス点、赤は自分の上に何も乗っていなければミープルのいる高さに応じてボーナス点をもらえます。
積み終わったら「ジャジャーーーン!」と宣言します。音楽が終わる前に積み終えたプレイヤーは早上がりトークンをもらえ、これも得点になります。
これを3ラウンド繰り返すのですが、2ラウンドには特定の演目に使え、高得点を得られるスーパースターミープル、3ラウンドにはゲームに縛りを与える演目タイル(片目つぶって積む、音楽に合わせて歌う、コマを置くたびに手をたたく、など)が出現します。
ただ高く積むだけではないのが面白い、最高に盛り上がるバランスゲームです。
12月22日『スコットランドヤード』
ロンドンを舞台に市街地に潜む怪盗Mr.Xをスコットランドヤードの5人の刑事たちが追跡するゲームです。
プレイヤーの中からMr.Xを1人選び、残りのプレイヤーは5人の刑事を担当します。24ラウンド以内にMr.Xを捕まえれば刑事たちの勝ち、逃げ切ればMr.Xの勝ちです。
刑事たちの居場所は常にゲームボード上で常に示されていますが、Mr.Xは潜伏しているので居場所はMr.Xだけが知っています。Mr.Xは専用のボードに毎ラウンド自分の居場所を書き込んでいきます。ただし、3、8、13、18、24ラウンド目にはMr.Xは現在の居場所を公開しなければいけません。
追跡・逃走に使用する移動手段はタクシー、バス、地下鉄とMr.Xだけが使える船があります。移動手段を利用するのにはチケットが必要です。各プレイヤーはゲーム開始時に既定の枚数のチケットを受け取っておりそれを使って移動します。使ったチケットは全プレイヤーに公開されます。
基本的にバス・地下鉄の方が移動距離は長いですが、路線が通っている場所が限られているのでMr.Xは使うと居場所が判明しやすいです。
刑事が移動する際にはMr.Xにチケットを渡さないといけないので、Mr.Xがチケット切れになることはまずないです。そのうえMr.Xは移動手段を隠して移動できるブラックチケットと、連続2回行動できるダブルムーブチケットを持っています。
逃げる側も追いかける側もハラハラドキドキするゲームです。
舞台が東京になっている『スコットランド東京』もあるので、なじみのある地名で遊びたい方はこちらの方が良いかもしれません。
12月21日『インフェルノ』
『インフェルノ』はライナー・クニツィア作の取ったカードがマイナス点になるカードゲームです。
カードは5色あり、1~5のいずれかの数が書かれています。このカードをシャッフルし各プレイヤーに12枚ずつ配り、スタートプレイヤーを決めたらゲームスタート。
スタートプレイヤーが手札からカードを1枚場に出し、時計回りの順番で1枚ずつ最初のプレイヤーと同じ数字か同じ色のカードを出します。カードを出せない、または出したくないプレイヤーがいたらそのプレイヤーが場に出ているカードを引き取ります。
その後カードを引き取ったプレイヤーがスタートプレイヤーとなり、上記の手順を繰り返します。
手札が無くなったら、ゲーム終了です。引き取ったカードは1枚マイナス1点ですが、赤のカードだけはカードに書かれている数字がマイナス点になります。
手札に場に出すことが出来るカードが何枚あるかによって、早めに引き取って被害を少なくするか、他のプレイヤーが出せないことを願ってカードを出し続けるか判断するだけのシンプルなデザインですが、その判断が悩ましくも面白い、スリル満点のカードゲームです。
12月20日『コードネーム』
『コードネーム』は、2つの敵対するスパイ組織に分かれ、リーダーの出す単語をヒントに、各チームのエージェントに名付けられたコードネームを当てるゲームです。
プレイヤーは赤チームと青チームに分かれ、チーム内の 1 人をスパイマスターとして選出します。その後、ランダムに選んだ 25 枚のコードネームカードを縦 5 枚、横 5 枚になるよう並べます。
2人のスパイマスターはどのコードネームどのチームに属してるかわかるキーカードを見ることが出来ます。キーカードの情報をもとにスパイマスターは交互にコードネームに対するヒントを出していきます。ヒントの出し方は単語+枚数です。例えば「救急車」と「バス」が自分のチームのエージェントだったら「車、2枚」というようにヒントを出します。
ヒントを出したスパイマスターと同じチームのプレイヤーはそのヒントからコードネームを推測し、場にあるコードネームカードのひとつを指差します。自分のチームのスパイを当てることが出来たら、連続でコードネームカード指差しすることが出来ます。連続して指差しできる回数は「マスターが指定した枚数+1枚」です。
これを繰り返し、どちらかのチームのスパイがすべて明らかになったら、そのチームの勝利でゲーム終了です。
みんなで相談しながらワイワイ盛り上がれる、面白いゲームです。
12月19日『ゾン噛まパーティー』
ゾンビに噛まれたのでみんなでワクチン作るけど、ワクチンは1人分足りないよ、というゲーム
手札3枚でゲームを初め、手番毎にカードを山札から引き、手札から1枚捨てます。これを繰り返し、手札に同じカードが3枚揃ったら、好きなタイミングでカードを伏せます。それに気づいたプレイヤーもカードを伏せ、最後に残った1人が負けになります。
そのまま普通に遊ぶのも面白いですが、テレビを見ながらとか、他のゲームをやりながらなど他のことをやりながら遊ぶのがおすすめです。
12月18日『真珠の首飾り』
2人用ボードゲームの傑作「ジャイプル」をルールをシンプルにし、最大6人まで遊べるようにしたようなゲーム。
各プレイヤーは手番に、場に出ている6枚の真珠カードの中から同じ色のカードをすべて取るか、手札から同じ色のカードをまとめて自分の前に出すかを選びます。手札から自分の前にカードを出す時に4枚以上カードを出した場合、ゲーム終了時に追加の得点が得られるネックレスカードを獲得できます。
上記を繰り返し、山札かネックレスカードが無くなり、そこから手番を一巡したらゲーム終了です。自分の前に出ているカードの数字の合計から、手札のカードの数字の合計を引いた点数が最終得点になり、一番得点が高かったプレイヤーが勝者となります。
「ジャイプル」を簡単にして、プレイ感を軽くし大勢で遊べるようにしたようなゲーム性のゲームです。軽い分、何度も連続で遊ぶのに向いています。
以前に紹介記事を書いています。もう少し詳しく知りたいという方はご覧ください。
12月17日『スティッキー』
『スティッキー』はリングで束ねられ立てられた3色の棒を崩さないように抜いていくバランスゲームです。
リングにすべての棒を通し、少しねじって立てたらゲーム開始です。手番毎にサイコロを振り、出た目の色の棒を抜きます。
順番に抜いていって、リングの部分が地面についた時点で終了です。各プレイヤーは自分が取った棒を黄色1点、赤色2点、青色3点で計算します。一番点数が高かったプレイヤーが勝者となります。
年齢を問わずに遊べる、ファミリー向けのおすすめゲームです。
12月16日『ハゲタカのえじき』
『ハゲタカのえじき』は自分の手札から出しだ数字を相手と比べて得点を獲得するゲームです。
得点になるカードは-5から10までの15枚あり、この15枚の得点カードをシャッフルして、裏向きの山札にします。
各プレイヤーはそれぞれ、1から15までの数字が書かれたカードが手札として渡されます。
まず、山札から1枚カードを引き、表向きで場に出します。その後、各プレイヤーは手札から1枚選び、場に裏向きで伏せて出します。全員がカードを出したら、全員同時にオープンし、数字を比べます。
場に出ている得点カードがプラスの数字なら一番大きな数字を出した人が得点カードを獲得し、マイナスなら一番小さい数字を出した人が獲得します。ただし、他の人と同じ数字を出した場合(バッティング)、カードを獲得する権利を失い、バッティングしたプレイヤー以外のプレイヤーで数字を比べ、獲得する人を決定します。
シンプルなルールのゲームですが考えどころは多く、重要な場面でバッティングしないように読み合い、駆け引きをするのが楽しいゲームです。
12月15日『マラケシュ』
『マラケシュ』は絨毯市場の商人となって、自分の色の絨毯を敷いてお金を稼ぐゲームです。
各プレイヤーはそれぞれ自分の色の絨毯と、お金を30ディルハム(モロッコの通貨)を受け取ります。
手番では、商人のアッサムおじさんのコマの向きを前か左右に変えます。その後サイコロを振り、出た目の数だけ移動させ、その移動したマスに接するように自分の布を置くことができます。
相手プレイヤーの絨毯に乗ってしまった場合、その色のプレイヤーに乗ったマスに敷かれている絨毯と同じ色の絨毯がつながっているマスの数分お金を支払わないといけません。
これを繰り返し、すべての絨毯が置かれた時にゲームが終了します。所持金とボードに見えている自分の色の絨毯のマス数の合計が自分の得点になります。最も得点の高かったプレイヤーの勝利となります。
サイコロを振って絨毯を敷くだけのシンプルなルールですが、リスクとリターンを計算するゲーム性が奥が深いゲームです。
12月14日『インサイダー・ゲーム』
正体隠匿系と推理ゲームを合わせたゲームです。
マスターとインサイダー、その他のプレイヤーに役割分担し、マスターとインサイダーは別々にお題を確認します。
マスターは自分の役職を公開し、他のプレイヤーは「はい」か「いいえ」で答えられる質問をマスターにし、お題がなんなのかを推測していきます。インサイダーは答えを知ってるので他のプレイヤーが答えにたどり着けるように誘導します。
制限時間内に答えにたどり着けなかったら、全員負けです。答えにたどり着けたら、今度はインサイダー探しを始めます。議論をし、投票をして、インサイダーを当てることが出来たらインサイダー以外の勝ち、当てられなかったらインサイダーの勝ちです。
長くなりそうな推理する部分を、答えを知っているインサイダーを入れることで短くし、正体隠匿の要素を加え、さらに面白くした作品です。
12月13日『ウボンゴ』
プレイヤーが全員同時に複数の図形を組み合わせて自分専用のボードにピースをはめる早解きパズルゲームです。
絵柄が書かれたダイスを振り、解くパズルを決めたら砂時計をひっくり返しゲームスタート。制限時間内にできるだけ早くパズルを解くことを目指します。
パズルが解けたら「ウボンゴ!」と宣言します。一番早かった人が3点の宝石と宝石袋からランダムで宝石を1個、2番目の人は1点の宝石とランダムで宝石を1個獲得します。
これを9ラウンド繰り返し、獲得した宝石の点数を合計して一番点数が高かった人が勝者となります。
ファミリー向けのパズルゲームです。シンプルなルールで誰でも直感的に遊べるのが大変良いです。
パズルが簡単すぎる、もっとやりごたえあるのしたい!という方には「ウボンゴ3D」がおすすめ。平面から2段の立体になっただけですが、超高難易度になってます。
12月12日『トマトマト』
「トマト」「マト」「マ」「ト」「ポテト」のカードを1人ずつめくって並べていき、並べた時に左から順に読み上げる、早口言葉ゲームです。
読み上げるときに噛んだり詰まってしまうと失敗となります。読み上げ失敗したプレイヤー以外のプレイヤーは場に出ているカードを指差し、指したカードが誰とも被らなかったらそのカードを獲得できます。
山札が無くなったらゲーム終了となり、獲得したカードを組み合わせ、「トマト」の言葉を一番多く作ることができたプレイヤーの勝利となります。
難しい言葉をちゃんと読めても盛り上がるし、間違えてもそれがおかしくて盛り上がる、ワイワイ遊べるゲームです。
12月11日 『ゲスクラブ』
他の人のカードに書いた内容と、内容が一致する回数を推測(Guess)するゲームです。
お題を決め、各自6個の回答をカードに書き、順番に1つずつ出していきます。他のプレイヤーの回答と一致したら賞金を得られ、誰とも一致しなかったら罰金を払わないといけません。ただし、賞金をもらえるのは一番最初にその回答の書かれたカードを出したプレイヤーだけです。公開された回答と同じ回答が書かれているカードを持っているプレイヤーは手札からそのカードを捨てないといけません。
また、手番にカードを出す代わりに全体で何回回答が一致するか賭けることもできます。一致する回数を当てることが出来たら、ラウンド終了時に配当金をもらうことができます。
ほとんどの人は書かないけど、一人くらいはこの答書いてるだろうという回答を考えるのが楽しいゲームです。大勢で遊ぶほど盛り上がるゲームなのでパーティーにピッタリです。
12月10日『バオバブ』
ゲームのパッケージでもある缶の上にカードを重ねていくバランスゲームです。
カードには動物が書かれており、動物の種類により、「カードを投げて乗せる」、「目をつぶって乗せる」、「カードの一部がはみ出すように乗せる」、「特定のカード以外上に乗せれない」など様々な制限がかかります。
各自同じ枚数の山札を持ち、1手番に1~3枚のカードを乗せていき、誰かの山札が無くなった時点でゲーム終了で、落としたカードと残った山札がマイナス点になり、一番点数が低い人が勝利となります。
カードを乗せていくと、だんだん葉っぱが生い茂ってバオバブの木になっていく、見た目が楽しいゲームです。
12月9日『クアックサルバー』
鍋の中に素材を投入し、できる限り薬効の高い薬を作ることを目指すゲームです。ただし、プレイヤーたちはヤブ医者なので、素材を入れすぎて爆発させてしまうことがあります。
プレイヤーは毎ラウンド、自分の持っている素材袋からランダムに引いた素材チップを1枚ずつ順に鍋に入れていきます。鍋の中に素材チップを多く入れるほど、ラウンドごとに得られる勝利点と評価点(素材チップを購入するのに使います)を多く得られます。
ただし、素材袋の中にはプレイヤーが最初から持っている「白い素材チップ」があり、これを鍋に入れすぎてしまうと鍋が爆発し、そのラウンドにはそれ以上素材を鍋に入れることができなくなり、勝利点と評価点のどちらか片方しか得られなくなります。そのため、ほどほどのところで素材袋からチップを引くのをやめるのが重要です。
ラウンド終了時に評価点を使い、素材チップの購入ができます。素材チップを購入すれば、「白い素材チップ」を引く確率を下げることができます。また、素材は素材ごとの特殊効果を持っており、効果をうまく使うことにより、ゲームを有利に進めることができます。
素材の特殊効果は「素材解説タイル」に書かれており、素材ごとに複数枚のタイルがあるため、ゲームごとに素材の効果を変えることができます。この「素材解説タイル」の組み合わせにより、ゲームのヴァリエーションが2000種類以上あることもこのゲームの売りの一つです。
12月8日『ヘイヨー』
『ヘイヨー』はリズムに合わせてカードを出す協力型ボードゲームです。
『ヘイヨー』には音楽が流れるデバイスがついており、このデバイスから「ピー!」という音が鳴ったタイミングでカードを出していかないといけません。
場に出していくカードには上下にラインがあり、「HEY・YO・AH・YEAH」の4種類のマークが描かれています。同じマークを繋げていき、マークに光ってるような縁取りがされている「パンチライン」というカードに繋げると、パンチラインからさかのぼって同じマークが連続で続いてる個数が得点になります。
ゲーム中は自分の手札のカードを見せることは出来ませんが、何のカードを持ってるかなど自由に相談することができます。ただし「ピー!」の間隔はかなり短いので、重要なことを短い言葉で伝えないといけないです。
「HEY4枚持ってるよ!」とか「YOのパンチラ持ってるよ!」とか言いながら、リズムに合わせてカードを出していくと雰囲気も明るくなり、大変盛り上がります。
パーティ―でゲームやるなら一番最初にこのゲームやると場が明るくなり、楽しめそうです。
12月7日『ニムト』
カードに描かれている牛を一番多く獲得したプレイヤーが負けるカードゲームです。
カードは1~104の数字が書かれたものが1枚ずつあり、それぞれに牛のマークが1~7頭描かれています。
カードをすべてシャッフルし、各プレイヤーに10枚ずつ配り、4枚のカードを場に表にして縦に並べ、4つの列を作り、ゲームを始めます。
各プレーヤーは自分の手札から1枚カードを決めて伏せて場に出します。全員が場にカードを出したら、伏せているカードをオープンします。オープンされたカードは小さい数字から順番に列の最後尾のカードと数字を比較して、数字がオープンされたカードよりも小さいカードのうち、最も数が近いものの後ろに配置されます。
カードを配置できなかった場合は、列を1つ選び、その列のカードすべてを獲得します。また、配置したカードがその列で6枚目だった場合、その列にすでに置かれている5枚のカードを獲得します。いずれの場合も自分の出したカードを列の先頭にして列を作り直します。
獲得したカードは手札に加えず自分の前に置いておきます。
これを10回(つまり手札がなくなるまで)繰り返し、ラウンド終了となります。
ラウンド終了時に獲得したカードに描かれている牛のマークの数の合計がマイナス点になります。マイナス点が66点を超えたプレーヤーがいたら、そのラウンドをもってゲーム終了となります。マイナス66点を超えたプレイヤーがいない場合、得点を引き継ぎ次のラウンドを行います。
最終的にマイナス点が一番少ないプレーヤーの勝利となります。
戦術と運のバランスが絶妙なゲームでいつやっても盛り上がります。
12月6日『どろぼうギツネのマジックパンツ』
黒ひげ危機一髪とおばけキャッチを混ぜたようなゲームです。
自分の手番になったら、サイコロを振り、出た目の数だけ宝石をキツネのはいてるパンツのポケットに入れ、入れたのと同じ数だけキツネの頭を押します。
頭を何回か押すと、突然パンツが引っ込み一瞬で消え宝石がばらまかれます!大急ぎで宝石を拾い集めましょう。
これを繰り返し、5つの宝石を集めたプレイヤーの勝利です。
頭を押すときのドキドキ感と、パンツがなくなった時のビックリさとおかしさ。年齢を問わず笑って楽しめ、盛り上がる良いパーティーゲームです。
12月5日『アブルクセン』
少し取っつきにくさはありますが、それを乗り越えると最高に楽しいカードゲームです。
1-13までの数字カードが8枚とオールマイティカード5枚の129枚をシャッフルし、各プレイヤーに13枚ずつ配り、その後、場の中央に6枚カードを出し、残りを山札にしてゲームスタートします。
時計回りの順番で手番を行い、手番には自分の手札から自分の場にカードを出していきます。同じ数字のカードなら何枚でも同時に出すことができます。このとき、自分の出したカードが、他のプレイヤーの場に出ている、そのプレイヤーが最後に場に出したカードと同じ枚数かつ自分が出したカードの方が大きい数字の場合、攻撃が発生します。
攻撃が発生したら、攻撃側は相手のカードを引き取るか引き取らないかを宣言します。引き取った場合、攻撃された側は山札か場の中央の6枚のカードから同じ枚数のカードを手札に加えます。引き取らない場合、攻撃された側は攻撃されたカードを引き取るか、もしくは攻撃されたカードを捨て札にし山札か場の中央の6枚のカードから同じ枚数のカードを手札に加えるかを選びます。
これを繰り返し、誰かの手札がなくなったら1ラウンド終了です。自分の場に出ているカードが1点、手札のカードが-1点です。プレイ人数と同じ回数、ラウンドをしたらゲーム終了です。一番点数が高い人が勝利となります。
手札は最初13枚しかないので、全部普通に出し切ると13点しか取れません。点数を伸ばそうとすると、攻撃して手札を増やさないといけませんが、増やしすぎて先に他の人に上がられると大きなマイナス点になってしまいます。
戦略性が高いけどワイワイ楽しめる、傑作カードゲームです。
12月4日『おばけキャッチ』
『おばけキャッチ』は5つのコマを取り合う反射神経ゲームです。
山札の一番上のカードを1枚めくり、「カードと同じものが書かれているコマ」もしくは「色、形の両方がカードにないコマ」を素早く取った人がカードを獲得でき、カードを一番獲得した人が勝者となります。
シンプルなゲームですが、意外と頭を使い、熱い対戦が繰り広げられるのでかなり盛り上がります。
12月3日『コリドール』
『コリドール』は手番に1マス進むか壁を置くかを選び、他のプレイヤーより早くゴールにたどり着くことを目指すゲームです。
壁はただ相手を妨害するだけではなく、自分の道を確保することにも使えるなど、遊べば遊ぶほど奥深さが見えてくるゲームです。
2人用は一手のミスで負けが決まることもある、運要素なしのガチのアブストラクトですが、4人でやると、手の予想がほぼつかなくなるのでワイワイ気楽に楽しめるパーティゲームになります。
以前に紹介記事を書いているので、興味がある方は下のリンクからどうぞ。ルールなど詳しく解説しています。
《ボドゲ紹介》『コリドール』フランス生まれのかわいくておしゃれなアブストラクト
12月2日『テレストレーション』
「テレストレーション」は、絵を使った伝言ゲームです。
ゲームが始まると各プレイヤーにお題カードが渡されます。お題カードで指定されたお題をそれぞれ絵で描きます。全員書き終わったら、左隣の人にその絵を渡します。渡された人はその絵で描かれていることを言葉で書き、左隣に渡します。これを繰り返し、最初に描いた絵が自分の所に戻ってきたら、ゲーム終了です。
一応、正確に伝わっていたら勝利ですが、それよりも予想外の伝わり方をした方が楽しい、みんなで笑えるゲームです。
12月1日『レイルロードインク』
レイルロード・インクは、ダイスをふって、出ている目の鉄道や道路のルートを自分の地図ボードにペンを使って記入するパズルゲームです。出口につながった交通網を作り上げて、ゲーム終了時に点数を獲得するのが目的です。
全員が同じ路線を使って書いてるのに出来上がった交通網はひとりひとり全く違ったものになるのが面白いです。
11月30日『ラマ』
『ラマ』は手札を場に出していき、出来るだけ少ない点数で上がることを目指すゲームです。
ゲーム開始時に各プレイヤーにカードがランダムで6枚配られます。そのカードを手番毎に1枚ずつ場に出していきます。カードには1~6の数字のカードとラマカードがあり、場に出ている最後に出されたカードの数字と同じか1つだけ大きい数字のカードしか出すことは出来ません。6の次にはラマを出し、ラマの次は1を出します。
誰かが手札を出しきるか、全員がゲームから降りたらラウンド終了となり、得点計算を行います。手札に残ったカードの数字を合計し、それにラマを持っていた場合10点を足します。これがマイナス点になります。ラウンドを繰り返し、誰かが40点になったらその時点でマイナス点が最も少ない人の勝利になります。
戦略と運のバランスが絶妙な、確実に盛り上がるパーティーゲームです。
以前に紹介記事を書いているので、興味がある方は下のリンクからどうぞ。ルールなど詳しく解説しています。
《ボドゲ紹介》引き際が大事!戦略性がありそうでなさそうである、やみつきカードゲーム『ラマ』
11月29日『ザ・マインド』
ザ・マインドは場の空気を読む協力型カードゲームです。
プレイヤーは配られた手札を小さい数字から順番に大きい数字になるように置いていきます。ただし相談・身振り手振り禁止の状態で手番は同時に行います。つまり、場の空気を読んで相手の持ってる数字を予測しカードを出していかなければいけません。
まったく声を出さないのに盛り上がる、遊んでいると不思議な連帯感が感じられるゲームです。
11月28日『バイツ』
バイツは餌を拾いながら巣に戻るアリをテーマにした、サイコロを使わないすごろくゲームです。
プレイヤーはゴールであるアリ塚まで5色のアリを移動させ、道中で食べ物を獲得し、点数を競います。
プレイヤーは手番にアリのうち1匹を一番近い同じ色の食べ物(茶色のアリは茶色のパン、赤のアリは赤のリンゴなど)の上に動かし、その両側に置かれている食べ物のうち1つを獲得します。これを繰り返して全てのアリがアリ塚に辿り着いたらゲーム終了です。
獲得した食べ物の点数はアリ塚に到着したアリの順番で決まり、1番最初にアリ塚に到着したアリと同じ色の食べ物が4点、2番目が3点、3番目が2点、4番目が1点、5番目は0点となります。
基本のルールは上記の通りですが、ゲームの開始時に4枚のルールカードが公開され、それにより特殊タイル(チョコレート、ワイン)の効果、得点計算の方法などが変わります。これにより毎回新鮮な気持ちでゲームに望めます。
かわいい見た目ですが、ゲーム性はかなり高く、子どもから大人までみんなで楽しめるおすすめゲームです。
11月27日『スティックスタック』
倒れそうで倒れない、戦略性高めのバランスゲームです。
袋から引いたスティックをタワーや既に置かれているスティックの色に合わせてタワーに重ねていきます。
タワーからスティックを落としてしまった場合、それをマイナス点として引き取らなければいけません。
タワーが倒れたら、ラウンド終了となり、誰かが11点に達していたらゲーム終了です。その時点で点数が一番低いプレイヤーが勝者になります。誰も11点に達してなければ新しいラウンドを行います。
タワーを支えている部分にバネがあるため、かなり傾いても倒れません。その分ハラハラドキドキする感じが長引くうえに、崩れるときは一気にドサッと崩れるのでかなり爽快です。
以前に紹介記事を書いているので、興味がある方は下のリンクからどうぞ。ルールなど詳しく解説しています。
《ボドゲ紹介》『スティックスタック』ハラハラドキドキ!倒れそうで倒れないバランスゲーム
11月26日『ラブレター』
世界中で数百万個売れているという、日本を代表するカードゲームです。
プレイヤーはお姫様に恋する若者となり、城中の様々な役職の人に協力してもらって姫にラブレターを届けようとします。
ルールは大変シンプルです。
16枚のカードをシャッフルして1枚を抜きます(抜いたカードはゲーム終了まで使用しません。)
全員に1枚ずつカードを配り、残りのカードは山札とします。
手番毎に山札から1枚引いて1枚捨てるを繰り返します。捨てる際に必ずカードの効果に従います。カードの効果により、自分以外のプレイヤーを脱落させるか、山札が尽きた時に手札の数字が一番高ければ勝者となります。
残りカードの枚数や、相手が出したカードから相手の手札を推理する駆け引きが面白いゲームです。
1戦が5分ほどで終わり、やればやるほど面白くなるゲームなので、パーティーには大変向いています。
11月25日『ナンジャモンジャ』
『ナンジャモンジャ』は山札をめくり、出てきた謎の生物にオリジナルの名前を付け、山札から再度その生物が出てきたら、名付けられた名前を誰よりも早く叫ぶカードゲームです。一番早く叫んだ人がそれまでに場に出ているカードをすべて取ることができ、山札がなくなったときに一番カードを取った人が勝者になります。
やることは「カードに名前をつけて、覚えて、叫ぶ」だけですが、個性豊かな生物に思いもよらない名前がついたりして笑って盛り上がれます。
4,5歳の子どもでも遊べて、大人でも楽しめ、盛り上がる優秀なコミュニケーションゲームです。
『ナンジャモンジャ』には『ナンジャモンジャ・シロ』と『ナンジャモンジャ・ミドリ』があります。それぞれでカードのイラストが違うのでどちらか絵の雰囲気が気に入ったものの購入をおすすめします。
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