《ボドゲ紹介》真珠を集めてネックレスを作ろう『真珠の首飾り』

ボドゲ紹介
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こんにちは。やーみんです。

今回は海に潜って真珠を集めて売却するゲームです。集めた真珠をそのまま売ってもいいですが、同じ種類の真珠をたくさん集めてネックレスにするとさらに価値が上がります。

同じ種類の真珠を集めればより価値の高いネックレスを作れますが、同時に持てる真珠は10個まで。欲張って真珠をため込むと、価値の高い真珠を取り逃すことになるかもしれません。

プレイ人数2~6人
プレイ時間15分程度
対象年齢6歳~
ジャンルセットコレクション
発売時期2019年
デザイナークリスティアン・フィオーレ
クヌト・ハッペル
販売元ジーピー

『真珠の首飾り』の概要

『真珠の首飾り』は0~5の得点を持っている真珠カードを集め、売却して得点を稼ぐゲームです。

プレイヤーは手番に、次の二つのうちどちらか一つを行います。

・場に出ている6枚の真珠カードのうち1種類を選び、同じ種類のカードを全部手札に加える。
ただし、手札は最大10枚までで、手札が10枚を超える場合、そのカードを取ることは出来ません

・手札にある真珠カード1種類を任意の枚数手札から出す(売却する)
手札から出したカードは自分の前にまとめて置いておきます。置いたカードはゲーム終了時に得点になります。このとき、一度にたくさんの真珠カードを手札から出すと出した枚数と同じ点数を持つネックレスカードを獲得できます。

ネックレスカードを獲得するためには同じ種類の真珠をたくさん集めないといけませんが、手札が多すぎると得点の高い真珠カードを取り逃すかもしれません。

手札を集めて出すだけの誰でもわかりやすく遊びやすいルールで、お手軽に戦略を楽しめるゲームです。

内容物

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真珠カードです。黒16枚、赤20枚、黄色24枚、青12枚、緑16枚、トルコ色8枚、紫4枚です。

ちなみに、カードの上部に書かれてる小さい数字はその色のカードの枚数です。

ネックレスカードです。「4」「9」が各1枚、「5」「6」「7」「8」が各2枚あります。

ルール

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準備

・プレイ人数に応じて以下の真珠カードを取り除きます。取り除いたカードはゲームでは使いません。

2人…黄、緑のカード全部
3人…赤のカード全部
4~6人…取り除かない(すべての真珠カードを使います)

・使用する真珠カードを裏向きでよく混ぜ、各プレイヤーに6枚ずつ手札として配ります。残りの真珠カードは裏向きの山札にします。

・山札から6枚のカードを引き、表向きの場札として山札の横に1列にして置きます。

・ネックレスカードを書かれている数字毎に分け、場に並べます。

・最も若いプレイヤーがスタートプレイヤーになり、ゲームを開始します。

4人プレイ時の準備例です。

ゲームの流れ

ゲームはスタートプレイヤーから順番に時計回りで手番を行い、進行します。

手番の流れ

手番では次のA、Bのどちらか1つを行います。

A.場からカードを取る

場札の6枚の真珠カードのうち1色を選び、同じ色のカードを全部手札に加えます。

上の図の場合、赤を選択したら青枠で囲っている赤のカードを2枚とも手札に加えます

ただし、手札は10枚までしか持つことができず、10枚を超えるように場からカードを取ることは出来ません。

手札が9枚の時に、上の図の場札からカードを取る場合、青のカード以外は取れません

カードを取ったら、取った枚数と同じだけ山札からカードを引き、場札を再び6枚にします。

B.手札のカードを得点にする

手札のカードのうち、同じ色のカードを任意の枚数選び、他のプレイヤーに表向きにして見せます。この時、黒のカードだけは単独の色でも、他の色の代わりとしても出すことができます。

黒と赤のカードを組み合わせて「赤9枚」として出した例です

場に残っているネックレスカードに書かれている数字と同じ枚数のカードを出した場合、そのネックレスカードを1枚獲得します。

場に出したカードと獲得したネックレスカードはゲーム終了時に得点になります。裏向きの山にして自分の前に置いてください。

ゲームの終了

真珠カードの山札か場にあるネックレスカードが無くなったら、全員が一手番ずつ行ってゲーム終了です。

得点計算

得点は自分の前に置いてある山の真珠カードとネックレスカードに書かれている数字の合計をプラス点、手札に残ったカードの数字の合計がマイナス点として計算します。
得点が一番多いプレイヤーが勝者となります。

『真珠の首飾り』の感想

多人数で遊べる簡略版ジャイプル。テンポの良さが魅力

一言で言うなら、2人専用ゲームの傑作「ジャイプル」をさらにプレイ感を軽くして多人数でも遊べるようにしたようなゲームです。
軽さの割にはしっかり駆け引きやジレンマはありますが、軽くなった分、「ジャイプル」ほどの深い駆け引きや強烈なジレンマはありません。けどだからと言って「ジャイプル」に完全に負けてるゲームではありません。

『真珠の首飾り』の最大の魅力はジレンマはあるのに何度もプレイするのが苦にならない、テンポの良さです。しっかり考えて悩みながらプレイしても、1プレイ15分くらいしかかかりません。そのうえゲームの目的もわかりやすいので、次はもっとうまく出来ると思えるので、すぐにもう一回遊びたくなる。

遊んでてとにかく楽で楽しい、パーティーゲーム寄りのゲームとして非常におすすめです。

まとめ

場から取るか、手札から出すかだけのシンプルなルールでテンポよく遊べるのが魅力のゲームです。子どもや家族と遊ぶとき、ボドゲ初心者と遊ぶときなどに大変重宝しそうです。

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