《ゲーム紹介》『INSIDE』鬱で謎だらけの世界で少年はどこに向かっているのか？

こんにちは。やーみんです。

今回は『INSIDE』を紹介します。

暗くて退廃的な世界観、陰鬱で不安を感じさせるけどアーティスティックなグラフィック、文字情報がほぼなく、オブジェクトと映像だけで表現されるストーリーが特徴のゲームです。

INSIDE
Steam 1980円　
switch 1980円　
ps4 2241円
ios 体験無料・フルゲーム購入は860円

『INSIDE』の概要

何者かに追われてると思われる少年を操作して、謎と狂気と死に満ちた世界を進んでいくパズルプラットフォーマーです。

主人公は何から逃げどこに向かっているのか、何故見つかるとすぐに殺されるのか、意識がないように見える白い人々は何なのか、全てのストーリーが映像とオブジェクトだけで表現されているのが特徴のゲームです。

『INSIDE』の説明

ゲームが始まると主人公の少年が崖を滑り降りてきて、森に降り立ちます。

進むしかないので前進しているとトラックが。よく見ると荷台にはみっちり人が詰まってます。

主人公の立てた物音に気付きあたりを捜索しだす仮面の男たち。

見つかってしまうと首を絞められて…

謎の装置に頭を突っ込むと、奥にいる白い人を操れます。

白い人にまぎれるために動きを真似。

水中に逆さまに浮く人たち。

『INSIDE』のゲームレビュー

ゲームが始まると訳の分からないまま森の中。最初は進むことしかできないから進んでいると突然襲われて死亡。主人公の目的がわからないので、最初は主人公に全く感情移入できません。
しかし、隠れているシーンでは息を殺し、追いかけられてるシーンでは怯えてるように息を荒げる、人間らしい反応する主人公にいつのまにか入り込んでいました。
気を抜くとすぐに死亡するゲーム性は緊張感満載で、それもゲームへの没入感を深めてくれます。

操作性が非常に良く、アクションは大変軽快です。パズルも適度に考えさせられる良質なもので、ストーリーと雰囲気主導のゲームですが、パズルアクションとしても大変良く出来ています。

ストーリーは文字や音声では語られませんが、登場人物の行動や、オブジェクト、背景などが語ってくれます。中盤以降は先が気になってやめどきがわからなくなりました。

映像もすごいですが、音の演出もすごいです。なんか不思議な音質だなと思っていたんですが、なんと本物の人間の頭蓋骨を使って録音してるそうです。遊ぶときはヘッドホンを使うことをおすすめします。

長くても5時間もあればクリアできるゲームですが、非常に濃い時間が味わえます。すごくよく出来たダークな絵本の世界に参加している気分になることが出来ます。

まとめ

怖くて鬱で不気味なゲームだと切り捨てるのはもったいない、非常に濃いゲームです。はっきりとストーリーが語られませんが、その分、人それぞれ答えを出していい考察のしがいのあるゲームです。

INSIDE
Steam 1980円　
switch 1980円　
ps4 2241円
ios 体験無料・フルゲーム購入は860円