こんにちは。やーみんです。
今回はnestorgamesのボードゲーム、『デュプロライン』を紹介します。
基本は4目並べなので、すぐに詰ませることが出来ると思いきや、意外とそうはならない思考性がかなり高いゲームです。
プレイ人数 | 2人 |
プレイ時間 | 30分程度 |
ジャンル | アブストラクト |
発売時期 | 2017年 |
デザイナー | ホセ・マヌエル・アステイルロス・ガルシア・モンジェ |
販売元 | nestorgames |
『デュプロライン』の概要
以前に紹介した「ヤバラス」と同じくnestorgamesが販売している、アブストラクトゲーム。
基本は2人用の4目並べですが、各色のコマがリングとディスクの2種類あり、一つのマスに共存させることが出来ます。
自分の色のどちらかのコマを4つ直線に配置出来たら勝利となります。
『デュプロライン』の説明
内容物
ゲームボードです。全部で一枚です。
ディスクとリングです。各色毎にディスクとリングが18個ずつあります。
準備
・ボードを広げ、テーブルの中央に置きます。
・ディスクとリングを各色毎に分け、各プレイヤーに渡します。
ルール
ゲームの進行
白のコマを選んだプレイヤーがスタートプレイヤーになり、交互に手番を行います。
手番の流れ
白のプレイヤーは最初の手番で自分のコマ1個(ディスクまたはリング)を任意のマスに置きます。
その次の黒のプレイヤーの手番からはディスクアクション、リングアクションを好きな順番で1回ずつ行います(パスはできません)。
ディスクアクション
次の①、②のいずれか一つを行います。
①自分のディスクを相手のコマ(ディスクまたはリング)に隣接する空きマスに配置する。
②既にボードに配置されている自分のディスクを隣接するマスにあるリング(黒または白)の中に移動する。
リングアクション
①自分のリングを相手のコマ(ディスクまたはリング)に隣接する空きマスに配置する。
②既にボードに配置されている自分のリングを隣接するマスにあるディスク(黒または白)にかぶせるように移動する。
移動により同じマスを共有するようになったディスクとリングはそのマスに固定されます。以降はどちらのプレイヤーも動かすことはできません。
連結ルール
ボード上のすべてのコマは1つのグループとして連結してなければいけません。コマが2つ以上のグループに分かれるような移動はできません。
※手番で可能なアクションがない場合は、すでに配置されているディスクにリングをかぶせるか、リングの中にディスクを入れるかします。
ゲームの終了条件
自分の色のディスクを4個以上、または自分のリングを4個以上並べたプレイヤーが勝利となり、ゲームは終了します。どちらも勝利条件を満たさずにボードが埋まったら引き分けになります。
『デュプロライン』のゲームレビュー
気を抜くと一瞬で負ける!けど防ぐ手だてはたくさんある
このゲームは基本は4目並べなので、ミスをすると一瞬で負けます。まったく気付かぬうちに相手が4目揃えれる状態になってしまってることもしょっちゅうあります。けどゲーム理解してくるとそれを防ぐ方法もたくさんあることに気づきます。
防ぐ方法は、普通に相手が4目目を置くであろう位置に自分のコマを置くという方法のほかにも、自分のコマを移動させて隣接をなくす、相手がコマを動かすと、連結が切れるように自分のコマを動かすなどがあります。
それらも考慮しつつ防いだり、相手を詰めるのに利用したりするのが楽しいです。
初めての人は待ったありで遊ぶのがおすすめ
慣れないうちはうっかりミスで負けることが非常に多いです。このゲームは終盤になり、盤面が複雑になるほど考えることが増えて面白くなっていくので、初めて遊ぶ時は、完全に詰んだ状態でなければ、前の手番に戻ってやり直せる「待った」ありのルールで遊ぶのがおすすめです。
『デュプロライン』の購入について
『デュプロライン』は日本のAmazonや楽天では取り扱いはなく、下記のボードゲームショップで販売しています。
・agret
・ゲームストア・バネスト
まとめ
一手一手を慎重に考え抜いて打つ必要のある、思考性の高いゲームです。論理的に考えて答えを出すのが好きな人は大変楽しめるゲームです。
個人的には今まで遊んできたアブストラクトゲームのなかでも、特に好きなゲームです。必死で考えて、最善手を思いついたときの爽快感が最高です。
おまけ:『デュプロライン』のおすすめBGM
ジョシュ・ネルソン 「let it go」
ジョシュ・ネルソンはナタリー・コールやサラ・ガザレクとの共演経験のある、伴奏の名手として有名なジャズ・ピアニスト。叙情的な演奏が得意なピアニストで美しいメロディ―を作る、メロディーメイカーでもあります。
「let it go」はジョシュ・ネルソンのファーストアルバムのタイトル曲です。落ち着いた雰囲気で少しポップなジャズです。
こちらの公式サイトで聴くことが出来ます。サイトの一番下までスクロールしたところにある再生ボタンを押すと聴けます。
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