こんにちは。やーみんです。
今回は初めての映画紹介記事です。
詳しく書いてしますとネタバレになってしまいそうなので、テーマを決めてまとめて紹介していこうと思います。
今回のテーマは「シュールな映画」です。
マルコヴィッチの穴
- 監督 :スパイク・ジューンズ
出演 :ジョン・キューザック, キャメロン・ディアス, キャサリン・キーナー
ジャンル :コメディ
あらすじ
売れないあやつり人形師のクレイグはあるビルの中で俳優のジョン・マルコヴィッチの脳内につながる穴を発見する。そこに入ると誰でも15分間、マルコヴィッチになれるのだ。その穴を利用して「ジョン・マルコヴィッチになれる」商売を始めるのだが…
解説
スパイク・ジョーンズ監督の長編デビュー作で、実在する俳優、ジョン・マルコヴィッチになれる穴を見つけるというあらすじをみただけでなんじゃこりゃ、となる作品です。
世界観もすごいですが、お話の内容も奇想天外で登場する人物も癖のある人ばかり。その癖が癖になる映画です。
ただのシュールギャグでなく、たいへん哲学的な話でもあります。見終わった後にはいろいろ考えさせられると思います。
バッファロー’66
監督:ヴィンセント・ギャロ
出演:ヴィンセント・ギャロ, クリスティーナ・リッチ, アンジェリカ・ヒューストン
ジャンル:ドラマ, ロマンス
あらすじ
5年の刑期を終えて、刑務所から出所したビリー。両親に結婚して政府の仕事をしていると嘘をついていたビリーは、成り行きで母親に妻と一緒に実家に帰ると言ってしまう。嘘を隠すためにビリーは通りすがりの女、レイラを拉致し自分の妻を演じるように脅す。
解説
ヴィンセント・ギャロの初監督作品。本人も主演で出演してます。
もう本当にものすごく良い映画。観ると幸せになります。映像と演技でキャラクターを表現するのが上手すぎます。
初監督作品ということでいろいろ試してみたかったのか、実験的なカメラアングル、演出がたくさん盛り込まれており、その部分も楽しめます。
デリカテッセン
監督:ジャン=ピエール・ジュネ&マルク・キャロ
出演:ドミニク・ピノン, マリー=ロール・ドゥーニャ, ジャン=クロード・ドレフュス
ジャンル:SF、ファンタジー
あらすじ
核戦争により世界が荒廃し、食糧難に陥った近未来のパリ。その郊外にポツンと残る精肉店兼アパート「デリカテッセン」は、いまでも肉を客に提供し続けていた。新聞の求人広告を頼りに職を求めて店にやってきたルイゾンが騒動に巻き込まれていく。
解説
ジャン=ピエール・ジュネ&マルク・キャロの長編デビュー作。ブラックユーモアと風刺にまみれたSFコメディー。舞台設定はたいへん暗いのにほのぼのしたシーンも多いです。
ハチャメチャな話に見えるんですが、構成がしっかりしており、一見何の意味もない様に見えていたエピソードが後になってすごく意味を持ってきたりします。
ブラックでシュールでおしゃれなステキ映画です。
ロストチルドレン
監督:ジャン=ピエール・ジュネ&マルク・キャロ
出演: ロン・パールマン, ジュディット・ヴィッテ, ドミニク・ピノン
ジャンル:SF、ファンタジー
あらすじ
近未来のような、近現代のような、スチームパンク的世界の港町では、最近子供の失踪事件が相次いでいた。怪力男としてサーカスの見世物に出ているワンは、ゴミ箱に捨てられていた赤ん坊をダンレーを自分の弟として育てていた。ある夜、一つ目族と呼ばれる機械の目を付けた集団にダンレーが誘拐される。ワンは子供窃盗団のリーダー、ミエットと協力してダンレーを助け出そうとする。
解説
ジャン=ピエール・ジュネ&マルク・キャロの長編映画2作目。
とりあえず開始数秒でみるのが嫌になるかもしれないけど、少し我慢してください(笑)。
この映画、ストーリーはおまけみたいなものです。この不思議なダークで美しい世界観とキャラクター楽しむのが主題の映画です。もう、映画の中にシュールな笑いが満ちまくっています。
登場人物は知能障害のある怪力男、孤児で窃盗をやらされている女の子、女の子に窃盗をさせているシャム双生児の双子等、何かが足りない、不完全な人ばかり。全体のストーリーではなく、そういった人たちが何かを得ようとする、個々人の物語から何かを感じて欲しい映画なんだと思います。
いまだに答えは出ないのに、何故か何度も見たくなる不思議な魅力を持った映画です。
アメリ
監督:ジャン=ピエール・ジュネ
出演 :オドレイ・トトゥ, マチュー・カソヴィッツ, ドミニク・ピノン
ジャンル:ドラマ
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あらすじ
人とかかわることが苦手で空想好きの少し風変わりなアメリはあることをきっかけに、他の人を幸せにすることに喜びを見出し、ちょっとしたお節介して周りを幸せにしていた。そんな彼女がある男に一目ぼれするが自分のことには不器用で自分の気持ちを伝えることが出来なくて…
解説
ジャン=ピエール・ジュネの代表作。かわいくておしゃれでシュールな愉快な作品。
アメリのお節介は確かに他の人の幸せに繋がってるんですが、少しやりすぎ感があり、狂気じみたものも感じます。純粋過ぎるが故のやりすぎで、そこがシュールな笑いにつながってます。
まとめ
シュールな映画、いかがでしたでしょうか。
3作品も同じ監督の作品が入ってますが、この監督やはりシュールな作品を作る天才だと思います。
ちょっと変わった作品が見たくなったら是非見てみてください。
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