こんにちは。やーみんです。
先日、購入したホビーステーションオンラインストアが販売しているボードゲームびっくり箱「ほびばこ111」の中身を全部遊べたので内容を簡単に紹介したいと思います。
ほびばこ111の開封記事はこちら→ボドゲびっくり箱!はじめてのほびばこ開封してみました。
ザ・マインド
概要
『ザ・マインド』は場の空気を読む協力型カードゲームです。プレイヤーは配られた手札を小さい数字から順番に大きい数字になるように置いていきます。ただし相談・身振り手振り禁止の状態で手番は同時に行います。つまり、場の空気を読んで相手の持ってる数字を予測しカードを出していかなければいけません。
ゲームは12ラウンドに分かれており、各プレイヤーの手札はラウンド毎に1枚ずつ増えていきます。失敗をするとライフが減り、ライフが0になる前に12ラウンドをクリアすると勝利となります。
感想
喋れないし、身振りもダメなのにちゃんと盛り上がれるパーティ―ゲーム。似たような数が書かれたカードを順番に並べるゲームに「ザ・ゲーム」「ito」などがありますが個人的にこれが一番好きです。
今回は、奥さんと2人で3回ほど連続でやってみましたが、レベル5までしか行けなかったです。まだまだ修行が足りません。
激ムズですが、何度も繰り返し遊ぶうちにプレイヤー間でなんとなく共通の時間間隔が出来ていくのが面白いです。
レヴィアス
概要
『レヴィアス』は怪獣(プレイヤー1人)と人間チーム(プレイヤー1〜4人)に分かれ、怪獣は人間の追跡を逃れつつ、津波で基地のある陸地を沈めることを、人間は超音波機雷を使い、怪獣を捕獲することを目指すゲームです。
感想
「スコットランドヤード」のようなプレイヤーのうち一人の居場所を当てる非対称型の対戦協力ゲームです。隠れてる側が攻撃できるのと、捕まえるのに包囲する必要があるのが、「スコットランドヤード」との大きな違いです。
レヴィアス(怪獣)がかなり強く、捕獲するのは至難の業です。人間側はレヴィアスの位置を予測し、機雷の設置・移動で動ける範囲を狭めていかないと勝てません。
レヴィアスはかなり強く勝つことが多いですが、徐々に追いつめられてる感じがあり、ゲーム中ずっとドキドキ感が味わえます。
クウィント
概要
3色のダイスを振って出た目を記入していき、マスを埋めてできるだけ高得点を目指すゲームです。
プレイヤーはそれぞれ自分用の記入シートを持っており、シートにはダイスと同じ各色の列と失敗した時にチェックをつけるペナルティーマスがあります。
自分の手番が来たら、ダイスを1~3個振り(1回だけ振り直せます)、出た目の合計を振ったダイスいずれかと同じ色のマスに記入します。ただし、同じ行(縦列)に同じ数字は書けず、同じ列(横列)は数字が左から昇順になるように書かないといけません。もし書き込めなかった場合、ペナルティーマスにチェックを付けます。手番プレイヤー以外はこの時、出た目の合計を自分の記入シートに書き込むことができます。
誰かが2列のマスにすべて数字を入れるか、ペナルテイーマス4つにチェックを入れるとゲーム終了となり、得点が一番高いプレイヤーが勝利となります。
感想
箱を開けた時に、中身が説明書とダイスと記入用シートしか中身がないのに結構驚きました。
ゲーム自体は地味に面白く、ほとんど同じ数字を書き込んでるのに何故かかなり点数差がついたりします。
お手軽で、短時間で遊べるパーティ向きの良いゲームです。
ジャスト・ワン
概要
『ジャスト・ワン』は2019のドイツ年間ゲーム大賞を受賞した、協力型連想パーティーゲームです。
プレイヤーから1人「回答者」を選び、回答者にはわからないようにヒミツの言葉を1つ選びます。他のプレイヤーは互いに話し合わずにヒミツの言葉を連想できるヒントを書きます。
回答者以外のプレイヤーで全員のヒントを確認します。同じヒントが複数あったらそのヒントは無効になります。回答者に見せることは出来ません。
回答者は残ったヒントを見て、ヒミツの言葉を推理します。
これを最大13回繰り返し、できるだけ多くヒミツの言葉を当てることを目指します。
感想
大賞を受賞しただけはある、とても遊びやすく盛り上がるパーティゲームです。
わかりやすいヒントを出したいけど、答えが被る可能性があるので少しは捻らないといけません。それが行き過ぎて全く意味の分からないヒントになってしまったり、誰かが直接的なヒント出すと思って、間接的なヒントを書いてたら、全員そんな感じの答えを書いていたり。
普通にヒントが被らずに回答者に正解してもらえるのがもちろん一番気持ちいいですが、間違えても何故そのヒントを出したのかとかの話でも盛り上がれるので楽しいです。
本当に誰にでも勧めれる傑作パーティーゲームです。
アトリエ~巨匠たちのスタジオ~
概要
『アトリエ~巨匠たちのスタジオ~』は19世紀のアトリエを経営する画家となり、名作絵画を描く事を目指すゲームです。
各プレイヤー自分の手番になったなら手元のダイス(最大4個)を全部振って、その出目に応じた効果を使うことができます。ダイスは1手番に最低1個は使わなければならず、使わずに残ったダイスは次の手番で再度振ることができます。このダイスの使用と、制作した絵画の能力などを使い、絵画を制作するための絵の具の確保、絵画の制作、パトロン探しを行い、一番勝利点を獲得したプレイヤーが勝者となります。
感想
正直、あまり前評判も良くなく、説明書を読んでもあまり面白そうには見えなかったので、今回のほびばこの中で一番のハズレだと思ってたのですが、遊んでみるとなかなか良いゲームでした。
ダイスの出目によってアクションが決まるダイスロールのシステムを中心にエリアマジョリティの要素と、拡大再生産の要素を組み合わせたゲームです。
絵画を制作するために、「絵の具缶置き場」に自分のアトリエの弟子を送り込み絵の具を確保しないといけないのですが、送った弟子の数が最も多いプレイヤーが絵の具を獲得できるようになっており、この部分がエリアマジョリティになっています。
また、制作する絵画はそれぞれ特殊な能力を持っており、その能力を使って絵画の制作を加速できるようになっています。
基本の部分がダイスロールでわかりやすく、コンポーネントも良く出来ており雰囲気抜群なのでボードゲームをあまりプレイしたことのない人でもとっつきやすいゲームだと思います。
まとめ
一番内容が心配だったアトリエも遊んでみると中々面白く、今回のほびばこ、十分当たりだったのではと思っています。次回の発売がいつかは知りませんが、次回も購入に挑戦してみたいです。
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