こんにちは。
先日、期間切れ間近のPontaポイントを超豪華ランチで使い切ろうとしたら、料理が全然美味しくなくて悲しくなったやーみんです。
今回はスタイリッシュな斬撃アクションとハードでダークなストーリーが魅力のアクションアドベンチャー『Katana ZERO』を紹介します。
プレイ人数 | 1人 |
プレイ時間 | 4~8時間程度 |
ジャンル | 2Dアクションアドベンチャー |
プラット フォーム (定価) | Steam(1,520円) Switch(1,580円) |
日本語対応 | あり |
発売時期 | 2019年4月 |
開発元 | Askiisoft |
販売元 | Devolver Digital |
『Katana ZERO』の概要
裏社会で「ドラゴン」と恐れられる刀のみで暗殺を行う主人公が依頼主からの任務を遂行していく横スクロールアクションアドベンチャー。
主人公は謎の薬の効果で予知能力を持っており、ゲーム中の死は予知能力で行ったシミュレートの結果ということになっています。つまり、予知能力でいろいろなパターンを予知し、うまくいったパターンを実際に実行しているという設定です。
この予知能力の一環で、スローモーションで周りを近くする能力を持っており、それを駆使して弾丸を刀ではじき返すといった超人的なアクションができるようになっています。
死んで覚える系のトライ&エラーを繰り返すゲームですが、ゲームのテンポが非常に速いことと、リトライが容易に行えることでストレスフリーで遊べるようになっています。
アクションゲームとしても素晴らしい出来ですが、ストーリーも良く出来ており、現実と妄想が入り乱れる、難解なストーリが楽しめます。
システム
基本は刀を使った2Dアクションです。敵は素手、刀、銃などで襲い掛かってきます。
アクションは斬撃の他、ジャンプ、緊急回避、三角飛び、物を投げるなど。
敵の打ってきた銃弾は斬撃で跳ね返すことができます。ただし、タイミングは結構シビアです。
主人公は定期的に投与されているクスリの副作用で時間の流れを遅くすることができます。スローモーションの状態なら、銃弾も跳ね返しやすいし、回避も簡単。敵の後ろにジャンプで回り込んで攻撃とかもできちゃいます。
画面左上のゲージが無くなるまでしか遅く出来ませんが、すぐに自動で回復するのでバンバン使えます。
敵も味方も基本的に一撃で死にます。そして敵の攻撃が激しいので死にまくります。
主人公はスローモーションの能力と同じく、薬の副作用で未来予知の能力を持っています。そのため、ゲーム中の死は予知能力で行ったシミュレートの結果ということになっており、死んでも部屋の入口からやり直しとなります。
ストーリー
主人公は裏社会で「ドラゴン」と呼ばれ恐れられている暗殺者。剣の腕と予知能力を活かして依頼を遂行しています。
主人公は記憶喪失で精神が不安定です。毎晩悪夢にうなされ起きる生活を送っています。
主人公はセラピストのもとに通っています。主人公はセラピストからカウンセリングを受けるとともに暗殺の依頼を受け取ります。カウンセリングが終わると精神を安定させるというクスリがドラゴンに投与されるのですが…
シナリオ進行中の選択肢は制限時間があり、返答するまでの時間に応じて選択肢が変化したり、相手の話を一方的に断ち切ったり、無言で返事を介さないなど、プレイヤーがまるでその場にいて実際に応答しているかのように受け答えすることができます。そして選択次第で相手の反応も変わります。
任務を遂行するたびに徐々に思い出していく過去の記憶。クスリによる幻覚と時系列の混乱。謎の組織や人物たち。様々な要素が絡み合いながら物語は進んでいきます。
『Katana ZERO』の感想
演出・シナリオ・システムが三位一体になっている傑作
まるで映画を見ているような演出、ハードでダークなストーリー、高難易度だけどストレスフリーなアクション、音楽、グラフィックなど総じてレベルの高い作品です。
主人公がクスリによって超人的な能力を持っているという部分が、演出やゲームシステムにも活かされていて、それらが全く剥離せずに三位一体になっているのがすごいです。
それらに矛盾がないので没入感がすごく、物語の世界に入り込んでプレイすることができます。
少し残念なのはシナリオが完結していないことだったのですが…
物語が完全に終わっておらず、続編ありきの形になっていることだけが弱点だったのですが、実はほとんど続編といって良いレベルのボリュームを含む無料DLCが開発中です。
コロナの影響で開発が遅れていたそうですが、今では遅れを取り戻せている状態だそうです。
このDLCで物語が完結するかはまだわかりませんが期待は大です。
まとめ
演出・シナリオ・システムが三位一体になっている隙のない傑作アクションアドベンチャーです。
弱点だったボリューム不足と未完結のシナリオの問題も大型無料DLCで解決されそうなのでより、おすすめの作品になりました。
ハードな物語を楽しみたい人には特におすすめ。高品質の映画を観てるような気分を味わえます。
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