《ボドゲ紹介》地獄の業火で焼かれるのは誰だ!駆け引きとスリルのカードゲーム『インフェルノ』

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こんにちは。最近ボドゲカフェに通いまくってるのでマンスリーパスを買おうかと思ってるやーみんです。

今回はスリル満載の駆け引きが面白いカードゲーム『インフェルノ』を紹介します。

『UNO』をシンプルにして駆け引きの要素とドキドキ感を強くしたようなゲームです。

プレイ人数3~7人
プレイ時間20分程度
対象年齢8歳~
ジャンルハンドマネジメント
発売時期2005年
デザイナーライナー・クニツィア
販売元テンデイズゲームズ
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『インフェルノ』の概要

『インフェルノ』は取ったカードがマイナス点になる「UNO」に少し似ているカードゲームです。

ゲームは1~5のいずれかの数が書かれている5色のカードを使って行います。

スタートプレイヤーが手札からカードを1枚場に出し、時計回りの順番で1枚ずつスタートプレイヤーと同じ数字か同じ色のカードを出します。カードを出せない、または出したくないプレイヤーがいたらそのプレイヤーが場に出ているカードを獲得します。
その後、カードを引き取ったプレイヤーがスタートプレイヤーとなり、上記の手順を繰り返します。

誰か1人の手札が無くなったら、ゲーム終了です。獲得したカードは赤以外の色のカードは1枚マイナス1点ですが、赤のカードだけはカードに書かれている数字がマイナス点になります。

手札に場に出すことが出来るカードが何枚あるかによって、早めに引き取って被害を少なくするか、他のプレイヤーが出せないことを願ってカードを出し続けるかを判断するだけのシンプルなデザインですが、その判断が悩ましくも面白い、スリル満点のカードゲームです。

内容物

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カードです。5色で1~5の数字が描かれてているものが各4枚ずつの計100枚あります。

ルール

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準備

・カードを全てまとめてよくシャッフルし、各プレイヤーに手札として裏向きで12枚ずつ配ります。残りのカードはひとまとめにし、裏向きの山にしてテーブルの中央に置きます。
・任意の方法でスタートプレイヤーを決めます。

ゲームの流れ

ゲームではプレイ人数と同じ数のラウンドを行います。ラウンド終了時に得点計算を行い、全ラウンド終了時に最も得点が少ないプレイヤーが勝者となります。

ラウンドの流れ

・ラウンドが始まったら、スタートプレイヤーは手札から1枚のカードをテーブルの中央に出します。この時、そのカードの色と数字を宣言します。

・時計回りに手番が移ります。手番では以下の2つのどちらかを行います。

1.カードを出す
スタートプレイヤーがテーブル中央に出したカードと色か数字(もしくはその両方)が同じカードを自分の前に出します。

2巡目以降、スタートプレイヤーに手番が回ってきたときもこのルールに従います。つまりスタートプレイヤーもテーブル中央のカード(スタートプレイヤーが最初に出したカード)と色か数字(もしくはその両方)が同じカードを自分の前に出します。


2.カードを獲得する
カードを出せない、もしくは出したくない場合はそれまでに場に出されたカードすべてを獲得します。獲得したカードは自分の手元にひとまとめにして置きます。この時、場に出ているカードが3枚未満の場合、合計3枚になるように山札からカード引き、獲得します。
カードを引き取ったプレイヤーはスタートプレイヤーになります。手札から1枚のカードをテーブルの中央に出し、数字を宣言して、次のプレイヤーに手番が移ります。

ラウンドの終了

手札から最後の1枚を出したプレイヤーは「アウト」と宣言します。その後、いずれかのプレイヤーが場のカードを獲得したラウンド終了になります。
また、ラウンド中に山札が尽きた場合、即座にラウンド終了となります。

得点の計算

ラウンドが終了したら、ラウンド中に獲得したカードで得点計算を行います。
計算方法は、

赤のカードは書かれている数字
・他のカードは1枚1点

です。

新しいラウンド

新しいラウンドのスタートプレイヤーは、直前のラウンドで最初にスタートプレイヤーだったプレイヤーの左隣のプレイヤーになります。
カードを全てまとめてよくシャッフルし、各プレイヤーに再び12枚ずつ配り、ラウンドを開始してください。

ゲームの終了

プレイ人数と同じ数のラウンドが終了したらゲーム終了です。
各ラウンドの得点を合計し、得点が最も少ないプレイヤーが勝者となります。
得点が最も少ないプレイヤーが複数いる場合、もう1ラウンド行います。

『インフェルノ』の感想

何ターン凌げるかはわかっている。スリル満点のチキンレース

ものすごくシンプルな作りなのに考えどころは結構ある、スリル満点のカードゲームです。

ゲームとしてはスタートプレイヤーがカードを出した時点で全員が何回出せるのかわかっているので、その回数に応じて、降りるか降りないかを判断するだけですが、この判断する部分が非常に難しいです。
出せるカードはいっぱいあるから今回はいける!と思ってガンガン出してたら誰も降りなくて盤面は真っ赤。そして自分はあと1枚しか出すことができない…とかなったりします。

こうなるともう「お願いだからだれか降りて!」ってなります。

実はポーカーに近いかも

出せる回数が多い時がわかるので攻め時はわかりやすいですが、他の相手が乗ってくれないとあまりダメージは与えれないし、場合によっては大きなしっぺ返しを食らうこともあります。相手の反応やカードの出し方を見ながら、相手の手札を読んでく感じはよく似ていると引き合いに出される「UNO」よりも、「ポーカー」の方が近い感じもします。

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まとめ

何も考えずに遊んでもスリルが味わえて楽しいゲームですが、考えどころはしっかりあり、深く考えて遊ぶこともできる懐の深いカードゲームです。シンプルな中にしっかりと駆け引きの要素が詰め込まれており、ガチで対戦したい人も満足できるゲームです。

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