Steamで「デジタルテーブルトップフェス」が開催中です。今年は「RPGエディション」とのことでRPGに焦点を当てたライブストリーミングも流れています。
デジタルボードゲーム以外にもデッキ構築型ローグライク、TRPG由来のRPG、ストラテジー系のゲームなどもセールされています。
開催期間は2021年10月26日午前2時までです。
今回はSteamデジタルテーブルトップフェスでセール中のボードゲームの中から、500円以下の低価格帯のおすすめゲームを紹介します。
Steamデジタルテーブルトップフェスでセール中の他のおすすめゲームはこちら
Star Realms
プレイ人数:1~2人
日本語対応:なし
ローカルマルチ:可(有料DLCが必要)
オンラインマルチ:可 (有料DLCが必要)
REMOTE PLAY TOGETHER:可
ジャンル:デッキ構築
本体無料(有料DLCがセール中)
購入はこちらから
マジック・ザ・ギャザリングのプロプレイヤーが作った、お互いのライフを削り合うTCGに近いシステムのデッキ構築型カードゲーム。
他のデッキ構築と比べると、勝利点式ではなくライフ式で相手のライフを0にしたら勝ち、ほとんどのカードが同じシンボルを持つカードを揃えると効果を発揮するシナジー効果を持っている、個別のライフを持ち、破壊されない限り毎ターン効果を発揮する「基地」の存在、「自分自身をデッキから除外する」ことで追加効果を発動するカードや他のカードを除外するカードが多く、デッキの圧縮・改良がしやすいなどが特徴です。
本体無料ですが本体のみだと、AIとの対戦とキャンペーンモードの一部しか遊べません。
DLC「Star Realms – Full Version(セール価格99円)」を導入するとローカルマルチとオンラインマルチが遊べるようになり、キャンペーンも追加されます。
日本語対応していませんが、カードの効果がシンプルでアイコンだけで示されているものも多いので簡単な英語とルールが解れば遊べます。ルールについては下記のサイトで詳しく説明されています。
Mint Works
プレイ人数:1~4人
日本語対応:なし
ローカルマルチ:可
オンラインマルチ:可
ジャンル:ワーカープレイスメント
定価 1010円→
セール価格 191円(81%OFF・過去最安値更新)
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ミント缶に入っているコンパクトなワーカープレイスメント「Mint Works」のデジタル版。ミントを働かせて、アクションを実行し、ミントを増やしたり、得点になる計画カードを入手・建設したりして、たくさん得点を稼いだ人が勝ちというゲームです。
ルールがシンプルでボードゲーム初心者でもとっつきやすいのにゲームとしての考えどころはしっかりある良作です。
ゲームモードが3つあるんですがそのうちの1つ「Solo mode」は特殊ルールが適用される特殊AIとの対戦になります。通常のルールのAIと遊びたい場合は「Pass&Play」を選んで対戦相手をAIにすれば遊べます。
日本語対応していませんが、ルールもカードのテキストも大変シンプルなので少し英語が解れば遊べます。ルールや遊び方については下記サイトで解説されています。
Eight-Minute Empire
プレイ人数:1~5人
日本語対応:あり
ネット対戦:可
ローカル対戦:可
REMOTE PLAY TOGETHER:可
ジャンル:エリアマジョリティ、セットコレクション
定価 620円→
セール価格 248円(60%OFF)
購入はこちらから
全プレイヤー共通のカードの中から6枚のカードを選んで、部隊を移動させたり、補充したりして土地を支配し、勝利点を競うゲーム。
カードはアクションを決定するとともにアイテムを与えてくれて、このアイテムを集めても得点が入ります。
シンプルな割にしっかりと戦略があり、お気軽に戦略ゲームを遊びたい時に最適のゲームです。早い時には題名の通り、本当に8分で終わります。
しっかり日本語化されており、チュートリアルもあります。ただ、チュートリアルをしていると落ちることがあるのでゲーム内でマニュアルを読んだ方が良いです。
オリジナルのボードゲーム版もおすすめです。
Aeon’s End
プレイ人数:1~4人
日本語対応:なし
ローカルマルチ:可
オンラインマルチ:不可
REMOTE PLAY TOGETHER:可
ジャンル:デッキ構築、協力
定価 1520円→
セール価格 197円(87%OFF・過去最安値) 購入はこちらから
デッキ構築型の協力ゲーム。捨て札を山札に戻すときにシャッフルしない(捨て札に捨てた順番でカードが引ける)という珍しいシステムが特徴です。
RPGのボス戦だけをカードで行うようなゲームで敵はどれも超強力。難易度が非常に高く、やりごたえのあるゲームです。オンラインには対応していませんが元々ソロでも十分に面白いゲームなので問題ありません。
日本語対応はしていませんが、単語を拾える程度の英語力で十分遊べます。
ルールは下記サイトの解説がわかりやすかったです。
ボードゲーム版もおすすめです。転売屋があり得ない値段で売ってることがあるので購入の際は注意が必要です。イーオンズ・エンド 完全日本語版の定価は6,380円(税込)です。
One Deck Dungeon
プレイ人数:1~2人
日本語対応:なし
ローカルマルチ:可
オンラインマルチ:不可
REMOTE PLAY TOGETHER:可
ジャンル:デッキ構築型ローグライク、RPG、協力
定価 1010円→
セール価格 101円(90%OFF・過去最安値)
購入はこちらから
トラップとモンスターだらけのダンジョンをダイスロールで攻略する、ハクスラRPG風ボードゲームです。
トラップやモンスターには「チャレンジボックス」という数字が書かれた黄、青、紫色のマスが付います。プレイヤーが振るダイスは黄、青、紫とオールマイティーの黒色のものがあり、数字以上の同じ色のダイスを置くことで、「チャレンジボックス」を塞ぐことが出来ます。「チャレンジボックス」を塞ぐことが出来なかった場合、各マスに応じてペナルティーを受け、戦闘が終了し、報酬を獲得できます。報酬はアイテムやスキル 、ポーション、経験値などがあります
スキルはダイスの目をコントロールしたり、特定の色のダイスを増やしたり、ダイスを振り直したりするものがあり、出てくるダイスの「期待値」を増加させることができます。
キャラクターの初期スキルと報酬によって得られるスキルの組み合わせ、レベルアップによる基礎能力の強化などによる、キャラクタービルドが楽しいゲームです。
日本語は非対応ですがsteamコミュニティに大変詳しい日本語ガイドがあります。こちらを参考にすれば、英語が苦手でも十分遊ぶことが出来ます。
Splendor
プレイ人数:1~4人
日本語対応:なし
ローカルマルチ:可
オンラインマルチ:可
REMOTE PLAY TOGETHER:可
ジャンル:セットコレクション、拡大再生産
定価 980円→
セール価格 490円(50%OFF)
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日本で最も人気のあるボードゲームのひとつ、「宝石の煌き」のデジタル版。宝石商となり、鉱山や職人を確保し、原石をもとに資産を築いて、地位や名声を手に入れるゲームです。
プレイヤーは手番に5種類の宝石トークンや黄金トークンを入手することができ、それを使って鉱山や職人、運搬手段などが描かれた発展カードを購入します。発展カードには数字が描かれておりその合計である威信ポイントの合計を競います。いずれかのプレイヤーが15威信ポイントに達したらそのラウンドを最後まで行い、ゲーム終了となります。威信ポイントが一番多いプレイヤーが勝者となります。
より多くの威信点を持っている発展カードは、その分高価で、たくさんの宝石を払わないと購入できません。しかし、宝石トークンや黄金トークンは場にある数が限られている上に、最大10個までしか持てないという制限もあります。発展カードは他の発展カードを買う際のコストを軽減する効果を持っているので、安価で買える発展カードでコストを安くして、高価で威信ポイントが高い発展カードを購入する流れになります。
最大4人で遊べるゲームですが、遊ぶ人数ごとにプレイ感がかなり違い、どれも違った面白さがあります。
デジタル版は慣れるまでは少し他の相手の情報の把握がしにくいかもしれませんが、大変奥の深い、いろいろな戦略が取れるゲームなので、オンラインで世界中の人と対戦できるのが嬉しいです。
日本語に対応していませんが、ゲーム自体の情報はすべてアイコンで記されており、言語依存はなくルールを把握しとけば遊べます。
ボードゲーム版もおすすめです。視認性はデジタル版よりも良く大変わかりやすいです。
Small World
プレイ人数:1~5人
日本語対応:あり
ローカルマルチ:可
オンラインマルチ:可
REMOTE PLAY TOGETHER:可
ジャンル:ストラテジー、陣取り
定価 980円→
セール価格 392円(60%OFF)
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ファンタジー世界で様々な種族の能力を使って領土を獲得していく、陣取りボードゲーム。ゲームが終了したときに、征服した土地から得られるコインの枚数が一番多いプレイヤーが勝者となります。
種族トークンを使って土地を攻め、勝つことができたらその土地を征服することができます。征服した土地からは毎ターンコインを入手できますが、種族トークンは最低1枚土地に置いておかないと、コインを入手できません。種族トークンは枚数が決まっているため、領土が広がってくると枚数が足りなくなってきます。そういったときは部族を「衰退」させることができます。「衰退」させると、使っている種族の能力が使えなくなり、新たな種族を選択できるようになります。「衰退」した種族のトークンは土地に1つずつ残るので、他のプレイヤーに征服されない限り、その土地からコインを毎ターン入手できます。
複雑そうに見えるゲームですが、遊んでみると意外とシンプルで遊びやすいゲームです。その割に戦略性はしっかり高く、種族の能力を活かして戦う方法を考えるのが非常に楽しいです。
日本語付きでチュートリアルもしっかりしているので基本のルールの把握は問題なく出来ると思いますが、種族の能力の説明などに誤訳が多いです。ボードゲーム版のWikiに特殊能力などの説明あるので何かおかしいと思ったらそちらで確認することをおすすめします。
スモールワールド(ボードゲーム)@wiki 〜チラシ裏の落書き〜
Ticket to Ride
プレイ人数:1~5人
日本語対応:なし
ローカルマルチ:可
オンラインマルチ:可
REMOTE PLAY TOGETHER:可
ジャンル:ルートビルディング、ハンドマネジメント
定価 980円→
セール価格 490円(50%OFF)
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2004年のドイツ年間ゲーム大賞受賞作「チケット・トゥ・ライド」のデジタル版。
スタートとゴールが書かれたチケットに従って、線路を敷くゲーム。チケットはそれぞれ手札として持ってるので自分しか見ることは出来ませんが、あまりあからさまに動くと目的地がバレて、道が塞がれることも。駆け引きが面白いゲームです。
本体のみの場合遊べるマップは1つだけなので、気に入ったらDLCを購入するのが良いと思います。今回のセールではDLCもすべて割引されています。
日本語非対応ですが、言語依存はほぼないのでルールを把握しておけば問題なく遊べます。
ルールについては下記のサイトの説明がわかりやすいと思います。
Patchwork
プレイ人数:1~2人
日本語対応:あり
ローカルマルチ:可
オンラインマルチ:可
REMOTE PLAY TOGETHER:可
ジャンル:タイル配置、パズル
定価 720円→
セール価格 288円(60%OFF)
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「アグリゴラ」の作者、ウヴェ・ローゼンベルク作の傑作2人専用ボードゲーム、「パッチワーク」のデジタル版です。
様々な形をしたパッチタイルを自分のボード上に置いていき、パッチワークを作ります。自分のボード上にあるキルトタイルから得られるボタンの数から、自分のボード上の空きマス1つにつき2点を引いた点数が最終的な得点になります。
見た目の可愛さからは想像できないくらい、奥が深くシビアなゲーム性の硬派なゲームです。AIもかなり強いのでやり応えがあります。
アナログ版の紹介を以前に書いているので、興味がある方は下のリンクからどうぞ。
《ボドゲ紹介》見た目が可愛すぎる傑作2人用ゲーム『パッチワーク』
Potion Explosion
プレイ人数:1~4人
日本語対応:あり
ローカルマルチ:可
オンラインマルチ:可
REMOTE PLAY TOGETHER:可
ジャンル:パズル
定価 720円→
セール価格 180円(75%OFF)
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「排出機」という装置から赤、青、黄、黒色の「材料玉」を取得してポーションを作る落ちものパズルに近いシステムのボードゲーム。
プレイヤーの目的は材料玉を獲得し、ポーションを作ることです、ポーションを完成させると得点が入り、ゲーム終了時に一番得点が多いプレイヤーが勝ちとなります。
プレイヤーは手番が来たら、「排出機」から「材料玉」を1つ選択し獲得します。選んだ材料玉が取り除かれると、その上にある材料玉が落ちてきます。そして、同じ種類の材料玉がぶつかると爆発が起き、爆発した材料玉を追加で獲得することができます。
獲得した材料玉はポーションを作るのに使えます。完成したポーションは手番に使用することができ、種類によってさまざまな効果が発動します。
いかに爆発させてより多くの材料を取るか、どのポーションを作るのかどのタイミングでポーションを作るのかなど考えどころが多い作品です。
Isle of Skye
プレイ人数:1~5人
日本語対応:あり
ローカルマルチ:可
オンラインマルチ:可
REMOTE PLAY TOGETHER:可
ジャンル:タイル配置・競り
定価 720円→
セール価格 144円(80%OFF) 購入はこちらから
2016年のドイツ年間エキスパートゲーム大賞を受賞した「アイル・オブ・スカイ」のデジタル版。
タイルを配置して部族の領土を広げていくゲームです。最初から配置されている城に繋がれている道路にウィスキーバレルが置かれているとお金を獲得でき、そのお金を使ってラウンド毎に入手できるタイルの売買を行います。入手したタイルを全部置くとラウンド終了となり勝利点が計算されます。勝利点
得られる条件はプレイ毎に変わる仕組みになっています。
日本語対応ですが、理解できないほどではないものの翻訳の質があまりよくありません。チュートリアルを見てプレイの仕方がよくわからなかった方は下記のページのルール説明がわかりやすいので参考にしてみてください。
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