ダウンロードゲーム販売サイトFanaticalで「Build Your Own Play On The Go Bundle – Premium Edition」が販売中。Steam Deckに対応済みの19タイトルから好きなゲームを選ぶ選択式バンドルです。
2タイトル選択で1,155円、3タイトル選択で1,650円、5タイトル選択で2,475円となります。
Build Your Own Play On The Go Bundle – Premium Edition(2024年2月)のラインナップ
2タイトル1,155円 3タイトル1,650円 5タイトル2,475円
タイトル | Steam ユーザー レビュー | Steam価格 (過去最安値) | 日本語 | 備考 |
Tinykin | 圧倒的に好評 | 2,800円 (1,120円) | 〇 | - |
Tails of Iron | 非常に好評 | 2,990円 (598円) | 〇 | - |
Nitro Kid | 非常に好評 | 2,300円 (575円) | 〇 | - |
Escape Room Double Pack (以下、2タイトルのセット) | - | - | - | - |
・Between Time: Escape Room | やや好評 | 1,010円 (495円) | 〇 | - |
・Palindrome Syndrome: Escape Room | 非常に好評 | 1,010円 (252円) | × | - |
The Evil Within 2 | 非常に好評 | 4,800円 (720円) | 〇 | - |
Dishonored: Death of the Outsider | 非常に好評 | 3,300円 (660円) | 〇 | - |
Trials of Fire | 非常に好評 | 2050円 (512円) | 〇 | - |
Happy’s Humble Burger Farm | 非常に好評 | 2,300円 (575円) | 〇 | - |
Alex Kidd in Miracle World DX | 非常に好評 | 2,050円 (512円) | 〇 | - |
Cat Cafe Manager | 非常に好評 | 2,300円 (1,380円) | 〇 | - |
Defend the Rook | やや好評 | 2,050円 (410円) | 〇 | - |
GRIME | 非常に好評 | 2,570円 (1,542円) | 〇 | - |
Spirit of the North | 非常に好評 | 2,050円 (410円) | 〇 | - |
Wytchwood | 非常に好評 | 2,050円 (615円) | 〇 | - |
Inertial Drift | 非常に好評 | 2,300円 (460円) | 〇 | - |
Growth | 非常に好評 | 1,200円 (840円) | 〇 | - |
Call of the Sea | 非常に好評 | 2,300円 (920円) | 〇 | - |
Labyrinthine | 非常に好評 | 1,200円 (404円) | 〇 | - |
Kingdom Two Crowns | 非常に好評 | 2,300円 (460円) | 〇 | - |
SuchArt: アーティストシミュレーター | 圧倒的に好評 | 2,800円 (1,435円) | 〇 | - |
Tools Up! | やや好評 | 2,300円 (410円) | 〇 | - |
Kraken Academy!! | 非常に好評 | 2,000円 (736円) | 〇 | - |
Suzerain | 非常に好評 | 2,300円 (510円) | 日本語化 可能 | - |
Dark Deity | やや好評 | 2,250円 (596円) | 〇 | - |
Fanaticalで定期的に売られるようになったSteam Deck対応済みの”外出先でプレイできる”ゲームを集めたバンドル。
Steam Deck対応なだけでなく良作だらけで大変おすすめです。
タイトルによっては2タイトル選択時の1,155円を超えるタイトルもある一方、Steamでの最安値価格が500円を切るものもあるので、購入時には組み合わせを少し考えた方が良さそうです。
注目したゲームの紹介
The Evil Within 2(サイコブレイク2)
バイオハザードの生みの親、三上真司が手掛けたホラーアクションアドベンチャー「The Evil Within」の続編。
前作から3年後が舞台で、主人公は前作と同じ元刑事のセバスチャン。死んだと思っていた娘が生きていることを知り、娘を救うため再び「STEM」という装置で作り出された精神世界に入ります。
前作はPC版の日本語を販売直前に削除したり、DLCを遊ばないとストーリーがほぼ理解できないつくりだったりと売り方にかなり問題がありましたが、こちらはそういった問題もなく、ゲーム性もよりTPSアクション寄りに正統進化しており、普通に良作。
前作を遊んでいた方がストーリーの理解が深まりますが、遊んでいなくてもしっかり楽しめるので本作から遊んでも大丈夫です。
Dishonored: Death of the Outsider
暗殺ステルスアクションゲーム「Dishonored」シリーズのスピンオフ作品。
前作の「2」の登場人物「ビリー・ラーク」が主人公。シリーズの主人公たちに超常能力を授けてきた”アウトサイダー”を暗殺するのがゲームの目的です。
「2」からゲームのシステムはほとんど引き継いでおり、大きな変更はなく、新作というよりもスタンドアローンのDLCといった感じのつくり。ストーリもつながっていて、前作、前々作を遊んでいるの前提で進行するので1作目、2作目を遊んでから遊んだほうが楽しめると思います。
Trials of Fire
戦闘がターン制ストラテジー+デッキ構築型ローグライクのRPG。
職業の違う3人のキャラクターでパーティーを組んで、ワールドマップ上にあるイベントをこなし、キャラクターのスキルや装備を強化し、目的地にいるボスキャラを倒すことを目指します。
戦闘は小さめのヘックス型のマップで行うターン制ストラテジー。各キャラクターごとに1つのデッキを持っており、そこから毎ターン3枚のカードを引き、カード使って移動、攻撃、防御、カードの使用に必要なコストの取得などの戦闘に必要なすべての行動を行います。
カードはそれぞれ固有の能力を持つほか、手札から捨てることでコスト1を得る、移動2を得る、防御2を得るのいずれかの効果を得ることができます。
戦闘は雑魚敵でもかなり強く、カードの効果を有効に使うだけでなく、攻撃を受けにくい位置取りや、仲間の連携をしっかり考えないと勝てない、本格派でやり応えがあり非常に面白いです。
各キャラクターの使うデッキは、レベルアップ時に職業ごとに違うカードプールから入手できるカードと、装備品によって得られるカードによって構成されています。強力な装備ほど付属しているカードも多いですが、無駄なカードが増えすぎるとカードの引き次第で事故が起きやすくなります。そのためキャラクターの能力やパーティでの運用方法などに合わせた装備の選択が必要です。この装備の選択によるビルドが大変悩ましく面白いです。
とんでもなく完成されたシステムを持つ素晴らしいゲームですが、残念ながら日本語非対応です。ただ、イベントの選択肢も何が起きるか選択肢の下に書いてあるし、ゲーム中に使われているは英語かなり簡単なので、中高生レベルくらいの英語力で十分遊べます。
一部のキーワードなどについては翻訳して調べたり、実際に使ってみて効果を確かめたりといった必要があるかもしれませんが、多少翻訳しながらでも遊びたいくらい面白い、おすすめのゲームです。
GRIME
頭がブラックホールな謎生物が主人公のメトロイドヴァニア+ソウルライク。
敵の攻撃をパリィすることでその敵を吸収することができ、敵を吸収することで新たなスキルを習得したり、体力を回復したりとパリィが前面に押し出されているのが最大の特徴。
スキルの獲得により探索範囲が広がるメトロイドヴァニアな部分とスタミナ制アクション、拠点で行うソウル的なものを消費して行う強化、豊富な武器種と武器によって変わる攻撃方法そして高難易度といったソウルライク的な部分はしっかりあります。
パリィが前面に押し出されている割にはパリィができない攻撃が結構多かったり、アクションによるスタミナ消費が大きくて移動が大変だったり、高難易度で意地悪なプラットフォームをする場面が多かったりとストレス要素が多々あるため、好き嫌いは別れやすいですが、そういうところも含めてオリジナリティがかなり強い作品です。
Wytchwood
森の奥深くに住む年老いた魔女が、自分が連れてきたらしいけど記憶にない、眠り続けている乙女を救うために12の邪悪な魂を集めるクラフトアドベンチャーゲーム。
マップを探索し素材を集めて、NPCから依頼されたものやゲームの進行に必要なアイテムをクラフトして物語を進めていきます。
絵柄も世界観も物語もダークな大人向けおとぎ話といった感じでまとめられていて「本当は怖いグリム童話」とか好きな人ならかなり楽しめそうな内容です。
Call of the Sea
家系に代々伝わる原因不明の病気を患う女性「ノラ」が、その病気を治す手がかりを見つけるために南太平洋にある島に向かい、消息不明になった夫を追い島に向かう、1人称視点パズルアドベンチャー。
雰囲気抜群の美しいビジュアルと良くできたストーリの評価が高い作品です。
SuchArt: アーティストシミュレーター
2130年の世界で画家として活動する一人称視点アーティストシミュレーター。国際宇宙都市にあるスタジオで絵を描き、売って生計を立てる画家生活を体験できます。
筆の跡が残り、絵の具は質感がリアルで混ぜるときれいに混色し、乾く前に色を重ねると色が混ざってしまったりと物理演算がしっかりされていて、実際に絵を描いているような疑似体験を楽しめます。
絵を描くための道具は筆以外のもたくさん用意されていて、スプレーやローラー、パレットナイフなどの一般的なものから、水鉄砲やスプーン、火炎放射器などのちょっと変わったものもあります。更に掃除用のたわしやモップに絵の具を付けて書いたりすることも可能。自由な発想で絵を描くことができます。
絵を描くのが苦手でも大丈夫です。2130年の世界では芸術分野はAIが席巻しているため、上手な絵にはみんな飽き飽きしています。どんなにひどい絵を描いても顧客たちは「すごい!」「素敵!」「最高!」「個性的!」と褒めちぎってくれます。
絵が得意な人はもちろん、絵が苦手なひとでも楽しめるゲームです。絵が苦手でもどうやって表現するか考え、工夫して創作するのは楽しいと気づかせてくれます。
Kraken Academy!!
タイムループを繰り返して学園を危機から救うコメディータッチのアドベンチャーゲーム。
個性が強すぎるキャラクターとブラックジョークだらけのたいへん人を選ぶカオスなゲーム。
悪ノリが過ぎるアメリカンなジョークを楽しめる人ならかなり楽しめます。
Suzerain
架空の国・ソードランドの大統領となり国を導いていくテキストベースアドベンチャーRPG。
「テキスト量が膨大すぎるので英語以外の言語は出さない」と公式が言っていたので日本語では遊べない、と思ってたら、なんとたった一人で全テキストを翻訳して日本語化ファイルを作ってくれた方がいらっしゃいました。
日本語化ファイルは下記URLからダウンロード可能です。製作者様に感謝しながら使わせていただきましょう。
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